40 進化について
宜しくお願い致します(*´∀`*)ノ
流石に万能薬でも、治せませんか。…ふむ。1本では足りないとか?作り方は分かりましたし、芋虫もやれないこともないです。暫くはやりたくありませんが、メリーちゃんのためならば。…時刻は18時過ぎ。お夕飯時です。ホーンラビットもありますし、香草焼きにしますか。
「美味しいご飯を作るので、皆さんもお楽しみに、バーニィは手伝って下さいね」
「了解しました」
料理本?は読ませてありますので、スキルは入手してるはず。ならば、この人数分を作るには人手(ウサ手)はあった方が良いですからね。
…リリーは、食べ専です。物事には得手不得手があるのです。…まさか、ドジっ子属性だとは思いませんでしたね…。
「いいですか、バーニィ。料理は数式です。愛情もモチロン必要ですが、愛情だけでは美味しいものは作れません。正しい分量さえ守れば、ブラックマターなんて代物は作られません。良いですね?」
「は、はい」
「アレンジ?試食してから言えと。テメーが食べられないモノを大切な人に食べさせるんじゃねぇです。良いですね?」
「は、はい~っ…」
さて、材料は森で取れました、ウサギ達。安心しなさい。君達は選ばれしウサギ達です。仲間の屍を乗り越えて強くなるのです。
「…美味しそうです、ね。大変複雑ですけど」
「こんな感じで作ります。出来そうですか?」
「はい、頑張ります」
「宜しい。…質問があれば何時でも聞くのですよ」
「はい」
下拵えをしつつ、肝心な事を聞き忘れてましたね。……ヨシ。
「次に進化するとしたら何になりたいとかはありますか?」
「そうですね…。料理が面白いのでコックラビットが理想ですね」
…コックラビット。…普通に返されましたが、ありそうですね、進化。
「それが、貴女がなりたいなら応援しますよ」
「…それなら、専用の服と包丁が欲しいです」
「…服…ウサギ用のコック服…ですか。何処に売ってますかねぇ…」
「…キャタピラーに作って貰えば良いのでは?」
「…あ。糸を吐くんですよね。盲点でした、流石ですよ、バーニィ」
ーなでなで。
「…進化したら更に良さげな糸を吐く個体になるかもですね」
「ほうほう。それならば、召喚を視野に入れましょうか」
ずっと芋虫じゃないなら。話は変わります。後で図鑑を読みながら召喚しましょう。
「アルとクリスは何になりたいのか。聞くのが楽しみになりましたね」
「…クリスは可能性が広いですから」
初期段階ですからね。暇な時になりたい自分を聞きに行かないと、ですねぇ。…では、そろそろ呼びますか。
「ご飯ですよ~!」
「は~い!」
「あいっ」
「…美味しそう」
「腹ペコですぅ…」
「ギルマスが食ってたやつかっ!」
「…ウサギにウサギを焼かせたの?」
「屍を超えて強くなって貰うためです。ね?」
「はい。料理人たるもの食材で出来ないは言いたくありませんので」
「…納得してるなら、良いわ」
「はい、では皆さんいただきます」
「…はむっ。…ぅ~っ、美味しいっ!」
「もむもむ…。」
「…おいしい」
「流石です、マスターっ」
「ギルマスが美味そうに食ってたから羨ましかったんだ!コレはうめぇ!」
「メリーちゃんには少し工夫をして、栄養価が高い感じにしてますので」
「…はむっ。…スッと入る。まるで、身体が欲しがってるみたい…」
「…このような食事を毎日作りますので。付いてきてよかったでしょう?」
「「「うんっ!」」」
雑食の三匹はお任せです。ウサギ肉が嫌なら草は沢山ありますからね。
寒暖差で風邪を低く今日この頃。皆様も気を付けて下さいね(´・ω・`)




