25 力
宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+
本日連投です_(:3 」∠)_
「付いていくのは別にかまいませんが、クソ王子に居場所がバレて、狙われてるんですよね…」
「…平気。転移するから。」
ふむ。転移さえ出来れば、私の図書室も行動範囲が広がります。良いコンボになりますね。
「流石賢者様ですね」
「えっへん。」
「…なんか扱いが違うような?」
「…言うな」
読書の友ですからね。扱いは一段上ですとも。
「雅が好きそうな本とかある?」
「ふむ、例えば?」
「恋愛モノとかファッションとか」
「無いです」
「ぐっ、…グルメとか?」
「一冊だけあります」
「よっしッ!」
大人気ではありませんか。お食事処大全。おチビちゃん達にも人気でしたね。…今は何をしているんでしょうか。心配です。
「コチラに記入をお願いしますね」
「うんっ、コレでウチらも読み友だよねっ」
スタンプを押して、と。
「ええ。宜しくお願いしますね。返却を忘れた場合はキレますけど」
「う…、頑張ります…」
注意事項はちゃんとしないとです。近くにいれば良いですが、この人達はどこにでも行きそうですからね。釘は刺しておかねばです。
「まだ、少ない?。」
「本を読む機会が無いんですよ…。Dランクになれば本を読む場所に入れるらしいので、あと一歩なんです。その為にもゴブリン回収を頑張ります」
「活動動機が本かよ。…まぁ、分からんでも無いが」
おや、野良猫君も読む人間でしょうか。…愛理さんが詠唱を始めましたね。
「漫画本が有ればなぁ」
漫画本は確かに欲しいのは分かります。アレも別腹ですからね。
「故郷が懐くなるから雅はイヤ」
確かに望郷になりますか…。私はもう此処が一番好きになってますけど。そうですよね、帰りたいですよね。
「その為にも魔物退治頑張るのっ、…優吾が」
「…まぁ、討伐なら任せてよ」
「それじゃあ、行くよ。[テレポート]。」
ーシュンッ…。
「…本当に一瞬ですねぇ。…で、ここは?」
「北森前。」
「なるほど。報告では北西方面です」
「ここからは歩き。[サーチ]…うん、確かに沢山いる。」
「…賢者様だけで完結しません?」
「「うぐっ」」
「雅達も言わなかったのに…」
戦闘特化もゴブリンに全力は必要なのか…。
「キングがいたら厄介だから。」
「ッ、そうそうっ、雅は、回復役としての保険だからねっ」
「キングなら、丁度良いよな?」
「ああ。キングの討伐報酬の耳と魔石は貰ってもいいですか?」
「勿論です。私の事は廃棄品担当とでも思って下さ
い」
その為に付いてきただけですので。ゴブリン図鑑が作れるのか、楽しみですね。
「…見えた。火の雨よ彼方に降り注げ、[ファイアーレイン]。」
…開幕鬼の様な魔法を使う賢者様。お〜、燃えてますねぇ〜。…しかし、結構離れてるのに。
「…臭いです」
「…しまった。つい、いつも通りの消し炭使用にしてしまった。」
…消し炭も回収出来ればいいんですけど。
「来るぞっ」
「僕達の力を楠さんに見せるんだ!」
「出来れば回収しやすい様にしてくれると助かります」
「「おうっ」」
張り切り過ぎてバラバラとかされても面倒ですからね。
…流石勇者に剣聖。全部一撃です。戦闘特化は華が有りますね。あっという間に阿鼻叫喚から静寂に変わりました。
「終わったぞ」
「回収お願いします」
…首と胴体の死体だらけです。SAN値が下がりますね…。まぁ、肥大して猛威を振るう可能性がある以上、駆除対象です。素材となり、私に貢献して下さいね。
「耳はどうしますか?」
「お金ならあるので、どうぞ」
「では、遠慮なく」
先ずは胴体から。
ーポン…。
<ゴブリンを吸収。図鑑に登録。0.2%。>
……0.2%?ザザ草よりも低いとか。どれだけ不味いのでしょう。胴体でそれなら頭は?
<ゴブリンを吸収。図鑑を更新。0.3%。>
「……」
「ど、どうしました?」
<ゴブリンを吸収。〜
<ゴブリンを吸収。図鑑を更新。30%。>
ゲロマズですね。120匹近くいたのにこのくらいとは。焼死体も吸収出来ましたが、更にゲロマズでした。何ですか、0.06%とか。利用価値が無さ過ぎます。
西の砦付近の冒険者は皆お金持ち。




