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スキル、図書室は大器晩成でした。〜今更戻れと言われても図書館になって行けません〜  作者: 佐野松 友
1章 異世界は本が少ない?

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25/94

25 力

宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+


本日連投です_(:3 」∠)_


「付いていくのは別にかまいませんが、クソ王子に居場所がバレて、狙われてるんですよね…」

「…平気。転移するから。」


 ふむ。転移さえ出来れば、私の図書室も行動範囲が広がります。良いコンボになりますね。


「流石賢者様ですね」

「えっへん。」

「…なんか扱いが違うような?」

「…言うな」


 読書の友ですからね。扱いは一段上ですとも。


「雅が好きそうな本とかある?」

「ふむ、例えば?」

「恋愛モノとかファッションとか」

「無いです」

「ぐっ、…グルメとか?」

「一冊だけあります」

「よっしッ!」


 大人気ではありませんか。お食事処大全。おチビちゃん達にも人気でしたね。…今は何をしているんでしょうか。心配です。


「コチラに記入をお願いしますね」

「うんっ、コレでウチらも読み友だよねっ」


 スタンプを押して、と。

「ええ。宜しくお願いしますね。返却を忘れた場合はキレますけど」

「う…、頑張ります…」


 注意事項はちゃんとしないとです。近くにいれば良いですが、この人達はどこにでも行きそうですからね。釘は刺しておかねばです。


「まだ、少ない?。」

「本を読む機会が無いんですよ…。Dランクになれば本を読む場所に入れるらしいので、あと一歩なんです。その為にもゴブリン回収を頑張ります」


「活動動機が本かよ。…まぁ、分からんでも無いが」


 おや、野良猫君も読む人間でしょうか。…愛理さんが詠唱を始めましたね。


「漫画本が有ればなぁ」


 漫画本は確かに欲しいのは分かります。アレも別腹ですからね。


「故郷が懐くなるから雅はイヤ」


 確かに望郷になりますか…。私はもう此処が一番好きになってますけど。そうですよね、帰りたいですよね。


「その為にも魔物退治頑張るのっ、…優吾が」

「…まぁ、討伐なら任せてよ」


「それじゃあ、行くよ。[テレポート]。」


ーシュンッ…。


「…本当に一瞬ですねぇ。…で、ここは?」

「北森前。」

「なるほど。報告では北西方面です」

「ここからは歩き。[サーチ]…うん、確かに沢山いる。」

「…賢者様だけで完結しません?」

「「うぐっ」」

「雅達も言わなかったのに…」


 戦闘特化もゴブリンに全力は必要なのか…。


「キングがいたら厄介だから。」

「ッ、そうそうっ、雅は、回復役としての保険だからねっ」

「キングなら、丁度良いよな?」

「ああ。キングの討伐報酬の耳と魔石は貰ってもいいですか?」

「勿論です。私の事は廃棄品担当とでも思って下さ

い」


 その為に付いてきただけですので。ゴブリン図鑑が作れるのか、楽しみですね。


「…見えた。火の雨よ彼方に降り注げ、[ファイアーレイン]。」


 …開幕鬼の様な魔法を使う賢者様。お〜、燃えてますねぇ〜。…しかし、結構離れてるのに。


「…臭いです」

「…しまった。つい、いつも通りの消し炭使用にしてしまった。」


 …消し炭も回収出来ればいいんですけど。


「来るぞっ」

「僕達の力を楠さんに見せるんだ!」

「出来れば回収しやすい様にしてくれると助かります」

「「おうっ」」


 張り切り過ぎてバラバラとかされても面倒ですからね。


 …流石勇者に剣聖。全部一撃です。戦闘特化は華が有りますね。あっという間に阿鼻叫喚から静寂に変わりました。


「終わったぞ」

「回収お願いします」


 …首と胴体の死体だらけです。SAN値が下がりますね…。まぁ、肥大して猛威を振るう可能性がある以上、駆除対象です。素材となり、私に貢献して下さいね。


「耳はどうしますか?」

「お金ならあるので、どうぞ」

「では、遠慮なく」


 先ずは胴体から。


ーポン…。

<ゴブリンを吸収。図鑑に登録。0.2%。>


 ……0.2%?ザザ草よりも低いとか。どれだけ不味いのでしょう。胴体でそれなら頭は?


<ゴブリンを吸収。図鑑を更新。0.3%。>


「……」

「ど、どうしました?」


<ゴブリンを吸収。〜



<ゴブリンを吸収。図鑑を更新。30%。>


 ゲロマズですね。120匹近くいたのにこのくらいとは。焼死体も吸収出来ましたが、更にゲロマズでした。何ですか、0.06%とか。利用価値が無さ過ぎます。


西の砦付近の冒険者は皆お金持ち。

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