26 図鑑2
宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+
「本当に凄いな…。あの数が触るだけで無くなるなんて…」
「ゲロマズの数値ですけどね」
「そんなになん?」
「ええ。1匹で0.3%です。コレは雑草と大差ありません」
「…雑草レベルの不味さ。」
「確かに経験値も少ないよな…」
「数値化されてるんですか?」
「え?…僕達は今レベル32ですけど…」
ふむ。そもそもが違うのでしょうね。私にレベルの概念はありません。本を読んだ分だけ+されると言うモノです。…なるほど、だから、ガン爺様の鑑定でGと言われたのも、数値で見れたと言う事ですか。詳しく聞けば良かったですね。…私の図鑑が有れば分かりやすいのですが。…ふむ。
ーぷつッ…。
髪の毛とかどうでしょうか?
ーポンッ…。
<楠詩織の素材を吸収。図鑑を登録。0.1%。>
作りかけですが、図鑑は出来ました。コレに私のステータスが見れたら…。
ーパラ…。
名前:楠詩織
年齢:23
種族:人間
体力:6(+12)
力:4(+2)
知力:20(+7)
魔力:1
俊敏:3(+3)
器用度:2
運:1(+10)
…ありましたね。コレだけですけど。しかし、低い。低すぎますねぇ。コレはガン爺様もG評価のはずですよ。もっと本を読まなければ!
スキルとかは更新しないと、出ない、と。
「突然どしたん?」
「いえ、根本からあなた方とステータスが違うと気が付きまして」
「興味深いね。」
「個人情報なのでお見せしませんよ?」
「残念。」
しかし、更新するには私のナニカでないといけないとは。何ともですね。流石に排泄物は嫌ですし。
髪の毛で少しずつですね。自分の図鑑なんて然程興味はありませんし。
「それよりも、ゴブリンです。恐らくは部隊ですよ120匹丁度なんて怪しすぎます」
「確かに、溢れた部隊だとしたらマズイですね」
「愛理、どうなん?」
「サーチで更に北西に大量のゴブリン。」
「確定だな。スタンピード前だ。キングもいるだろ」
「かなりの数になる、か…」
「加減不要なら行けんだろ」
「私の事はご心配無く。囲まれても図書室に入りますから。あなた方はいつも通りで大丈夫ですよ」
「それなら、準備する。」
殲滅戦ならば個最強よりも広範囲攻撃が出来る賢者様の出番と言う事ですね。…長めの詠唱ですね?
「風よ嵐となりて、かの者らを吹き飛ばしたまえ、[ウィンドストーム]。」
恐らく唱えたのは風魔法。…お〜。竜巻がぐんぐん向かってますよっ
「コレなら死体もボロボロにならない、はず。」
「推定300以上いれば図鑑は完成しますので、あまりお気になさらずに」
「焼くよりマシ。」
「それな〜」
「回収してくれるならコレが1番楽だもんな」
「そうだね。助かります」
緑色の竜巻とか。どれだけ巻き込まれたのでしょう。
「そろそろ気付いてこっちに来るぞ」
「それでも向かって来るんですね〜」
「オスの本能の塊だから。」
「3人もいるし?」
「流石ゴブリン」
こんなちんちくりんでも対象ですか。
「1番人気の可能性。」
「流石にくっころ賢者様では?」
「ぶはっ」
「…酷い言われよう。」
おかわりの詠唱始めましたね。…いえ、更に長めですね。殺意の波動を感じます。
「嵐よ、カマイタチとなりかの者らを切り刻み、吹き飛ばしたまえ、[デスサイクロン]。」
…先ほどの魔法が纏めて上に吹き飛ばすモノだとすれば、今回の魔法はミキサーですかね。
緑の竜巻です。…どうやって回収しろと?
「…愛理さん?」
「あ。…ごめんなさい。」
「いえ、頑張りますので」
賢者様は怒らせたらダメですね。
橘雅。ギャル聖女。高校デビューでギャルにクラスチェンジした。オタク知識バッチリ。好物は勇者×剣聖の腐った本。ファッションも擬態の為に勉強していた。




