22 クマ格闘術
宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+
連投ですっ(*・ω・)ノ
ーポン…。
<ジローからスキル[払い切りLv1]をラーニング。ジローへ力+2。>
…払い切りですか。使うか、使わないか、うむむ。
<ダルトンからスキル[クマソバットLv1]をラーニング。ダルトンへ、体力+2。>
…2冊目でもラーニングしますか。比較的取得しやすいのでしょうか?…ソバット…。ソバットって何でしたっけ?
「ダルトンさん、クマソバットってどういう技ですか?」
「む?ラーニングしたのか」
「ええ。恐らくはどんどん確率が低くなると予想していますが、レア度とかも関係してるかもです」
「俺たち熊人なら誰でも持ってる、クマ格闘術の内の一つだな。こうやって、こうだッ」
実践してくれたのは重そうな身体からは想像出来ない、ジャンプ回転蹴り。…なるほど、それがソバット…。確かにスキルか?と言えるほどのオーソドックス差ですね。
「俺からも何か取れたのか?」
「はい、切り払いですね。一応、恩恵として、マスターに力が2プラスされますので、一方的なものではないとだけ」
お世話になっている人には正直でいたいですからね。まぁ、本を読むと更に強くなるのはまだ言ってませんけど。
「切り払いかよ…。剣持ってねぇじゃねぇか」
「ハズレ枠だな、マスター、くっはっは」
クマが大笑いするのは迫力がありますねぇ。
「本当にマジで見る目が無かったんだなぁ…。あのボンクラ王子」
「嘘を吐きすぎて鼻が目まで伸びたんですよ」
「何だそりゃ?」
「…ああ。私のいた世界の童話です。木の人形に魂が入るんです。それで、嘘を吐くと鼻が伸びるんですよね」
若干のうろ覚えですけど。
「リビングドールの変異種みたいだな」
「もしくはトレントか?」
「作り話ですからね?」
そんな事言ったら桃太郎なんて、敵はオーガですよ。
「そんな事はどうでも良いんだよ。査定所にスタンバッテ欲しいんだ」
「…何かありましたか?」
「勇者方が凱旋する…」
「ワタシマダヤスミデスノデー」
「特別手当を出そう!」
…ほう?
「に、2枚でどうだ?」
「銀貨3枚です」
「ぬぐっ、銀貨2枚と銅貨3枚…」
「銀貨3枚です」
「ぎ、銀貨2枚と銅貨7枚…」
「…まぁ、良いでしょう」
今日の支出がチャラですね〜。…最初の2枚って銅貨の可能性もありましたよね。…食えないオヤジです。着替えて、査定所にスタンバイ。
「俺は酒を頼む」
「酒熊は酒場に行って下さい」
そもそも、私はウェイトレスではありませんよ?おろおろしてるアンナさんも、受付嬢の仕事があるでしょうに。
「金を落としてけ〜」
「…マスターがいつの間にか呑んでるんだが?」
「知りませんよ。アンナさん、仕事しましょう」
「はいっ」
おかしいですね。いつの間にかバイトリーダーみたいな立場にされてる気がします。
早速のお客様です。…見た感じ小袋しか持ってませんね?冒険者に成り立ての青年って感じです。
「さ、査定をお願いします」
「はい、確認します。…ゴブリンの耳ですね。…12個?…あの、ゴブリンは何処に居ましたか?」
「うぇっ、北の森周辺です、けど」
「…死体は焼きましたか?」
「はい」
「ふむ。…先ずはこちら、討伐報酬の銅貨6枚です。しばらくお待ちくださいね?」
「あ、はい」
お金を渡して、少し待っていてもらいます。
「マスター!」
「おう、なんだ〜」
「ゴブリンの小隊が北の森周辺です」
「…立て続けに不幸って来るのな…。坊主、詳しく聞かせてくれ」
査定マニュアル、その12、ゴブリンの数に注意。普段は単独だったり、徒党を組んだりするゴブリン。しかし、上位種が現れると、途端に隊列を組む。特に、12匹の時は要注意。ギルドマスターに相談するべし。
詩織はクマレベルが2上がった!




