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スキル、図書室は大器晩成でした。〜今更戻れと言われても図書館になって行けません〜  作者: 佐野松 友
1章 異世界は本が少ない?

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19/96

19 ギルド長ジロー 王子視点

宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+




「帰んな。仮に居たとして、お前さん達にやるもんなんてなんにも無いぞ?」

「貴様っ、殿下の御前であるぞ!」

「知らねーよ。直属だか何だか知らんが、畑が違う。帰って勉強してから来い」


 やはり手強い。千騎と謳われるギルドの長。近衛のミハイが凄んでも眉一つ動かさない…。


「そもそも、今は居ないと言ってるだろ?なぁ、お前ら、詩織をみたか?」

「休日です」

「知りませんね」

「な?ギルドに居ねーヤツを出せと言われてもなぁ」

「ぐぅ…、ならば、捕縛に協力されたし!」

「任意だろ?」

「強制だ!」

「あ?」


ーゾッ


「…ッ」

「いいか?俺達は持ちつ持たれつの間柄だ、互いに尊重し、職務を全うする。それが俺達、冒険者ギルドと国の取り決めだ。…強制だぁ?寝言は寝てから言え、小僧」


ーブワッ!!


「ッ、殿下、お下がりをッ!」


 …チッ、やはりこうなったか…。あの覇気、ギルドマスターとはコレほどの…。


「そもそも、詩織がお前に何をした?言ってみろ!」

「ふ、不敬罪だ!」

「だから、具体的に何をしたかって聞いてるんだよ!」

「殿下を傷付けたのだ!」

「何処にその傷がある?」

「…そ、それは」

「無いものをあると言うお前達の事をなんて言うか知ってるか?…嘘吐き、もしくは、詐欺師だ。分かったら帰んな」

「ぐぬぬぅ…」

「この屈辱、ただでは済まさんぞ…」

 

 奴の近親者を拉致し拷問を掛ければー、


「やってみろ。その時はお前の父上と同じ並びで添えてやる」

「……」


 不味い。本気にさせるのは、国が滅ぶと同じだ。しかも、奴の信奉者は数が多いと聞く。革命なんて事は絶対に避けなければならん。


「か、帰るぞ!」

「…ッ、宜しいのですか?!」

「父上には居なかったと伝えるだけでよいのだ!」


 ギルドから離れた時を狙えば良い。匿うのも時間の問題だ…。


「アレだけ啖呵を切って見つからなかったぁ?!」

「はい」

「ぬう…。勇者共の弱点になるやもしれんのにぃっ!」

「暗部を呼び出しました。その内掛かります」


 …選りすぐりの暗部まで使うのだ。


「暗部か…。勇者に暗殺者と間違われて、ボコボコにされたわい…」

「…え」

「か、回復は?」

「暗部ぞ?普通の施設を使えるわけがないわ」

「……」


 どいつもこいつも…ッ


「で、殿下。破落戸を金で雇ったのですが、…そのぉ…」

「…なんだ?」

「外出していたらしい…と…」

「……は?」


 …は?



重なる不幸ってあるよね…_(:3 」∠)_


小ザマァ2連!

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