15 完成
宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+
本日2本目です(*゜∀゜*)
休日です。と言ってもやる事は冒険者です。
「貧乏暇なしとは言ったモノですね」
「子供に良い所見せるからですよ」
「否定はしませんが。コチラカードです」
「はい。確かに。おめでとうございます。Eランク昇格です。お返ししますね」
「ありがとうございます」
アルバイトから5日。もう少しで図鑑が埋まると言うタイミングでの休み。ソレなら埋めてしまおうと言う魂胆です。
「初心者にオススメの所はありますか?」
「ソレなら私たちの秘密の場所をおしえてあげるっ」
「あげゆっ」
「あら、良いんですか?」
「うんッ、いつものお礼っ」
「おえいっ」
「ソレなら宜しくお願いしますね?私は詩織。お姉さんでも良いですよ〜」
「詩織おねぇちゃん」
「おねちゃ〜」
うんうん。良い子達ですね。ナデナデしてあげましょう。
「子供の引率みたいだな」
「あ?」
ーギヌロッ
「ヒィッ」
野次馬を無視して行きましょうか。先頭に案内役のミーナちゃん8歳、私、護衛役のマナちゃん4歳、転んでも大丈夫な様に、手を繋いでます。後は、無口なロイ君9歳。合計4人プラスアルファですね。
「ここが一番色々取れる所だよっ」
「ほうほう。良し、皆注目ですよ〜」
「「な〜に〜?」」
「……」
「売れる草、売れない草いっぱい持って来てくれたら、銀貨2枚差し上げましょう」
「いいの!?」
「ぎんか〜?」
「ふっふっふ。お姉さんは小金持ちなんですよ〜。皆あんまり遠くに行かないで下さいね〜」
実はかつかつですが、今日中に図鑑を完成させたいので。人海戦術です。
「あんまり無理するなよ?」
「大丈夫です。護衛引き受けていただいて、ありがとうございます。ダルトンさん」
そう。熊護衛です。Bランクなのに、安めの依頼料にビックリです。
「いっぱい持って来たよ〜」
「きたおっ」
回収します。お〜。流石ですねぇ。まだ見ぬ草までゲットですよっ!
<ザザ草を吸収。図鑑を更新96%。>
<アカ草を吸収。図鑑を更新2%。>
お?もうちょいですよっ!…しかし、ザザ草君。君あり過ぎじゃないですか?3人が持って来たのも殆どがザザ草です。
「…持って来た」
「はい。確かに」
吸収もこの束ならば…どうでしょうか?
<ザザ草。吸収。図鑑が完成しました。>
ポンッ…。
おお…。分厚い図鑑ですね…。え、ザザ草の事をこの厚さまで書いてあるんです?…早速読んでみますか。
ーパラ…。
ザザ草。昔から存在する、万能薬の原材料にして、乾燥茶や軟膏等にも用いられる。ガッツリ薬草ではないですか…。…しかし、加工に手間が掛かり、すり潰し、蒸し、煮る工程が不可欠。…なるほど。
ーパラ…。
主な群生地は比較的暖かい地域。雪国は少ない…と。ふむふむ。根っこは効能は強いが、激苦である…と。
ーパラ…。
図解ですか。見分け方や取る時期、ダメな食べ合わせまで書いてありますね。
ーパラ…。
ザザ草保存量、520g。…何処まで入るか分かりませんが、私のスキルは底なしに近いかもって事ですね。
ーパタン…。
<スキル、回復魔法Lv1を獲得。体力+2。>
…魔法使いになりましたね。流石薬草です。
「…もう良いのか?」
「ええ。ダルトンさんも読みますか?」
「…暇つぶしにはなるか」
「どうぞ〜」
実験に付き合ってもらいましょう。図書カードを発行していない者は読めるのか。そして、恩恵があるのかを。
ダルトン。出来る熊野郎。皆んなから怖がられており、普通に接する詩織は珍しい生き物。子供好きだが、近寄られない。寂しいクマ〜( ̄(工) ̄)




