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スキル、図書室は大器晩成でした。〜今更戻れと言われても図書館になって行けません〜  作者: 佐野松 友
1章 異世界は本が少ない?

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13 新人アルバイト

宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+


追加の2本目です(゜∀゜)


「…ようこそ、冒険者ギルドへ」

「君新人さん?可愛いじゃん」

「コチラは清算所です。依頼ならそちらへ」


 アルバイトをして2日目です。クソ王子の関係者も来ないので、のびのび仕事中です。めんどくさいと思う相手ですか?…現在目の前にいる奴とかですね。


「このホーンラビットをお願いするよ」

「解体費用も込みで銅貨4枚です」

「はあ?6枚の間違いだろ?」

「残念ですが、角が折れていますし、毛皮もズタズタ、使い物になりません。なので、4枚です」

「ふざけるなッ!」


 こう言う輩が多い事ですね。そして、女だと思って舐めてる奴です。まぁ、そういう時は。


「…気に入らないのならば、お話合いになりますね?マスター」

「そうだな。詩織の査定は正確だ。文句があるなら表に出な」


 表にでろと言いつつ、襟首持ち上げて引きずって行きましたね。アルバイト2日目にしてコレで5回目です。やれやれですね。


「お疲れ様です、詩織さん。…どうします?それ」

「メルトさん良い所に」


 ソレと言うのは、先ほどのホーンラビット。


「取りに来た時にイチャモン付けられますかね?」

「いえ、ああ言う輩はしばらく近寄らないと思います。冒険者は横の繋がりが強いので」

「ふむ、ソレなら素材として貰いますか」


 アルバイトをしていて、良かったと思うのは、不要な素材を、貰える事。図鑑の%が少しずつ上がりますので、ウハウハです。後、お金。私一文無しだったんですよね。払おうと思い、出したのは日本円。…アホですね。


「詩織さんの能力は便利ですよね…」

「不用品買取の業者ではないんですけどね…」


<ホーンラビットを吸収、図鑑を更新。20%。>


 それなりの数は必要ですが、溜まった後も吸収出来るか分かりませんし。


「それで、図書室の物資はどうですか?」

「私の能力は万能の様で違うのが分かりましたね。物資が一定時間経つと吸収されます…」


 例えば、薬草類。私のテリトリーと言う扱いなので、私の物。つまり素材として吸収されます。他も同様。


「図鑑が完成されてから、と言う事です?」

「ですね。投資して頂けるなら是非」

「罪な女ですね…」

「なので、絶賛廃品受付中なんですよ」


 廃棄品でもチリツモですからね。清算所。良い所です。まぁ、絡んでくるアホを除く。


「コレを頼む」

「はい。…マッドボアですか。…内臓はまだ抜いて無い状態ですが、まだ新鮮ですね…。毛皮の状態も悪くありません。…銀貨5枚ですね」

「ほう、もっと安く買い叩かれると思ったんだがな」

「頭蓋を一撃ですので。流石ですね、ダルトンさん」


 この方はBランクの熊人、ダルトンさん。どこかのチャラチャラした輩とは違う、本物の冒険者さんです。

「コチラ銀貨5枚です。内臓やお肉はどうしますか?」

「内臓は破棄で構わない。肉はくれ」


 熊さんと言えば内臓好きの印象なんですけど。


「かしこまりました。…親方〜。仕事ですよ〜」

「あいよ〜!」


 のしのし来たのは、2メートル近い、鬼人の親方。解体の総責任者です。私の上司でもあります。


「姐さん、頼む。肉だけくれ」

「モツ煮が美味いのに、良いのかい?」

「本能に効きすぎるからな…」

「あいよ。要らない部位は詩織、頼むよ」

「了解致しました」


 血だろうが、内臓だろうが、素材は素材です。何%になるか分かりませんが、ゴチですね。


ムキムキな赤鬼お姉様です。

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