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スキル、図書室は大器晩成でした。〜今更戻れと言われても図書館になって行けません〜  作者: 佐野松 友
1章 異世界は本が少ない?

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12 冒険者ギルド

宜しくお願い致します・:*+.\(( °ω° ))/.:+


「いらっしゃいませ、冒険者ギルドへようこそ」


 思ってたよりも、清潔感がありますね。イメージでは不良の溜まり場くらいの認識でしたけど。


「絡まれると思った?そのイベントは起きた後。」

「…ああ、なるほど?」


 勇者パーティーに突撃したアホがいると。初期ステータスから化け物に向かうのは自殺と変わらないですよね。


「この人の登録をお願い。」

「かしこまりました。それでは、コチラに記入をお願いします」


 ふむ、書く欄は名前と年齢、出身地とスキル、ですか。…楠詩織、23、…地球?…日本にしときますか。

スキルは図書室、…採取と料理も入れますか。他は、悪目立ちしそうなので、無し、と。


「コレでお願いします」

「はい。……23?」

「…ええ。23ですけど?」


 童顔ですけど。ちんちくりんですけど!


「一応本当だから、登録してあげて。」


 …何故一応を付けました?


「…スキルは図書室と書いてありますが、今も使えますか?」

「ええ。[図書室ではお静かに]。コチラへどうぞ」


 隠していく事も考えましたが、一度勇者パーティーに見られてますからね。


「…凄い。こ、コレは物資の運搬は可能ですかっ?」

「本来の用途は本を読む場所なので、分からないですね」

「すっからかんですけど…」

「コレから増える予定なんです…」


 本さえあればっ、そうだ。


「冒険者ギルドに書物は有りますか?」

「ありますが、Dランクからなんです」

「初期ランクは?」

「Fです」 


 おう…。地道が1番ですか…。しかし、うむむむ。


「ポーターが出来るならかなりありがたいのですが…」

「図書室の限界が分からないので、そこからなんですよね…」

「先ずはFからやってみたら?。」

「ですね。採取やお手伝いなら出来ますし、料理も出来ますよ」

「それなら、直ぐに上に上がれると思いますよ。アチラが依頼リストになります」


 はい、Fランク冒険者になりました。


「因みに私達はBランク。」

「…勇者パーティーなのにですか?」

「王権に頼らないで此処まで来た。」 

「……?私が現れたのってそんなに掛かりました?」


 体感数時間だと思ってましたけど、違うのでしょうか。


「2週間だな」

「僕達がこの世界に来てそのくらいです」


 時間の進みが違うと言う事ですかね。それならば納得です。…召喚士の人達が運ばれるのも納得ですね。勝手に召喚されたので謝りませんけど。


 ふむ、記念すべき初依頼は何にしましょうか…。


「あの、楠様は算術は得意ですか?」

「…?ええ、基本はもちろん出来ますが」

「そ、それなら、ギルドのお手伝いはどうでしょう!?ルックスも良いですし、ランクも上がりやすいですよ!」


「はぁ…。出たよ、猫の手も借りたいギルド員不足」

「あなた方の持ってくる戦果の所為ですよ!!」

「あ、あはは…。ご迷惑をお掛けします」


 引っ張り込まれて、現在、着せ替え人形の如く。あーでもない、こーでもない、と言われ、コチラが、私の仕事着になります。


 チェック柄のスカートに上はブラウス、ベストは暑いので除外。帽子もチェック柄です。


「大変お似合いですよッ!」

「うん。キラキラの新人感。」


 …凄い猛プッシュに押され、冒険者ギルド、新人アルバイトです。ついでに図書室が物資を貯められるかの実験も込みですね。…しかし、何故台があるんでしょうね…。


「必要だと思いました」

「…屈辱ですね」


 異世界の人達も背が高いのがデフォなんでしょうか。私からしたら、巨人に囲まれる感じですよ。

 

受付嬢爆誕・:*+.\(( °ω° ))/.:+

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