↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/49

スピンオフ第1話・レインはお礼を言いたい。

古の楽しかった記憶を呼び起こしながら某掲示板SSっぽいノリで書いてます!

どうぞお付き合いくださいませ。


 ラボ。


 タカセが戻ると、レインはすでにソファにだらしなく身体を預けていた。


 その手には、珍しくティーンズ雑誌が広げられている。


「──レイン、いたんだな」


「帰りか。グレイは?」


「寄り道して帰ると言ってた」


 レインは雑誌を畳んだ。


「よかった。アイツがいたら面倒くさいからな」


 何気なく表紙に目を落としたタカセは、思わず固まった。


【女子の心を掴む! 言葉の魔法250選】


(──!?!?!?)


 その瞬間、タカセの脳内で緊急会議が始まった。


 ──レインはなぜ、女子の心を掴みたいんだ?


 ──いや、待て。そもそも女子って誰だ? 俺は男だ。


 ──違う、そうじゃない。俺たちの周りにいる女子といえば……


「……女子といえば、イノウエか……? なんで……?」


「おい、タカセ。心の声が出てる」


「……すまん。つい」


 タカセは咳払いをひとつ。


 レインは、そんな彼を気にする様子もなく口を開いた。


「この前の潜入任務で、女性を巻き込んだだろ。エミリだ。ひと段落ついたから、改めて礼をしようと思ってな」


「……なるほど」


 タカセは神妙に頷いた。


 そして、少し考えたあと。


「好きなのか?」


「なんでそうなるんだよ!」


 レインが即座に声を上げた。


「タカセ、お前たまにぶっ飛んでるな」


「グレイにも言われる」


「自覚はあるのかよ……」


「それはさておき」


 タカセは一歩も引かなかった。


「お礼が言いたいなら、俺にも考えさせてくれ。得意なんだ、そういうの」


「嫌な予感しかしねぇ」



(つづく)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。