【連載完結】[エピローグ] 20. 鷺の池と煌めきの雫
ー13年後ー
何かに引かれるように歩き始めて、
池にたどり着いた。
金色の蛇に出合った。
その帰り道、
もう一つの池にも、寄って行こうと
坂を上った。
蒼鷺に出会った。
池の水面は美しく煌めき
私の心の中まで照らしてくれた。
涙が零れた。
優しい風が私を通りすぎていった。
蒼鷺は、ただそこに佇んでいた。
あたたかな、何かが
私を包んでくれていた。
・・・あの蒼鷺は・・・もしかしたら・・・
あの春の日の夜に
彼に手を引かれて歩いた時に感じてた。
優しくて、温かくて、
穏やかな何かに、私は包まれた。
あの感覚は
いつも、はっきりと思い出すことが出来る。
あれはいったい何だったんだろう・・・
ずっと不思議に思ってた。
それが何かはわからないけど、
あの感覚に包まれると
優しい気持ちになれる。
胸の奥の方があたたかくなる。
もしかしたら、
あの春の夜と鷺の池は
つながっていたのかもしれない。
5月10日。
(おわり)
最後まで、お読みいただき、
本当にありがとうございました。
青いとかげ
煌めきの雫 1. ~蛇の池 鷺の池~ ↓
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Orionの奇跡~そばにいるから~ を
お読みいただきありがとうございました。
途中、最後までたどり着けるか、
わからなくなることもありましたが、
完結することができました。
書き進めている間、
長い旅にでているような、
そんな気持ちになりました。
この、つたない文章を
最後まで追いかけてくださった皆様に、
心より、お礼申し上げます。
最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました。
青いとかげ




