14咲希の物想い
ディナーは宮廷料理と伝統ダンスのショーだった。観光地だしドレスコードはゆるい。
あれから漆原はいつも通りで何も変わらない。
口説くなんて言うから迫って来たらどうしようと思ったが拍子抜けした感じだった。
漆原の突然の告白は正に青天の霹靂、寝耳に水。
そんなこと考えたこともなかった。改めて考えてもピンとこない。
それでも、ちゃんと考えないと失礼だと思う。
そもそも恋愛は頭で考えるものではなく、心が感じる、考えるなら子宮とも言ったっけ……………
そんな風にぐるぐる回ってばかりで答えは出ない。
そう言えば友人の一人が言っていた。
「付き合うかどうか迷ったらエッチしてるところをイメージして、OKなら付き合う。無理って思ったら止めておく」
それってどうなの?
そんなの誰ともイメージ出来ないよ〜
じゃあ、せめてキスなら?
それならイメージ出来る?
経験値不足がこんなところでも足を引っ張るのかと愕然とした。
でも、と思い直す。
そもそも嫌なら悩むだろうか?
告白された時点で即行断っているはず。
バイトだって断っただろうし、こんなところまでついて来ないと思う。同じ部屋で堪えられるはずがない。
じゃあ好きなのかなぁ?
わからない。でも、好意はあると思う。
成り行き任せ?じゃいけないのかな………
だって、わからないもん。
流れに任せてみるとか…………
全力で口説くと宣言している男に、そんな甘い考えでは流されまくって後の祭り………ってことになるのだけれど、愚かにもこの時点で咲希には想像もつかなかった。
それは怒濤の夏休みの幕開けだった。
ここまでお読みくださいましてありがとうございました。
ここからの展開はご想像の通りかと思いますので、皆様の頭の中で好きなように動かしてみてくださいませ。
もしご要望リクエスト等があれば、検討いたしますが………何か有りますか?
と、感想質問等への返信はお月さまでは活動報告でまとめてさせていただいてますので、こちらでももしあれば活動報告にてお答えしたいと思います。
個別でなくてごめんなさい。それでも良ければ感想いただけると嬉しいです。
〜〜〜ありがとうございます〜〜〜




