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磯に香る君のそばに海神  作者: 悠鬼由宇
第2章
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第二楽章 Valkyrie Op.15


 それにしても良く干上がっているなあと、海のことを良く知らない悠人が、


「へえ、朝はこんなに潮が引くのか」


 と感心していると、京は腐ったアメフラシに群がる蝿を眺める目付きで。


「アンタほんとに大学生? 干潮と満潮は月の満ち欠けに従って毎日変わるんですけど」


 ユートから、アンタに格下げされてしまった。



 割と落ち込んでいると、京が


「さー、採るよぉ。いい、こっち来て良く見ててよぉ」


 そう言って目の前のタイドプール(潮溜まり)にしゃがみ込むと、突如生物の授業が始まった。


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