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磯に香る君のそばに海神  作者: 悠鬼由宇
第2章
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第二楽章 Valkyrie Op.6


 それから闇の道を彷徨《さまよ》い、すっ転び血塗れとなり、偶然通りかかったシンタに襲撃されたのち、昨日同様担がれてここまで辿り着いた事を話すうちに、京は笑いが止まらなくなっており、完全に悠人と正対していた。



「だーかーらー。日が暮れたら絶対歩いちゃダメだって! あぶねーって。ま、遭遇したのがシンタでよかったよ、山猫とかターボババアじゃなくて良かったな、ブヒャヒャヒャ!」



 笑い過ぎてひっくり返った拍子に可愛いおへそが見えてしまい、悠人は再び鼻梁を冷やす羽目になってしまった。


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