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第一楽章 Grande Sonate pathetique Op.61
悠人は京の耳元で、
「あの人が、小畑さん?」
「うんそう。初江さんを手伝って畑耕してんの」
「なんか、凄い迫力というかオーラのある人だな」
「昔自衛隊にいたからなぁ。いっぱい人殺したらしいぞぉ」
悠人は呆れ顔で、
「まさか。自衛官は人殺しなんて絶対しないよ。そんな事件起きたら世間がひっくり返るよ」
「それはニュースにならないだけ。シンタはつえーぞ。ぜってーケンカ売るなよぉ」
京が気味悪い声でヒッヒッヒと笑いながら歩き出す。




