↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
磯に香る君のそばに海神  作者: 悠鬼由宇
第1章
56/434

第一楽章 Grande Sonate pathetique Op.56


「キミ、この恵比須の辺りに来るのは、初めてなんだっけ?」


 いつの間に一緒に食事を済ませた香が、食後のお茶を啜りながら悠人に尋ねる。


「ええ。昨日、本当に偶然この辺りに来たんですよ」


「そっか。この辺ってさ、城ヶ島とか葉山とかと違って、ちょっと寂れてるでしょ?」



 確かに。東京から電車で一時間ちょっと。車でも二時間はかからないだろう。それでいてこれだけ海の幸豊かで山の幸もふんだんにある。だが、所謂湘南や葉山の辺りとは全く雰囲気が異なっており、観光客など殆どいないのではないだろうか。



「観光の名所も無いし。だからこの恵比須にはホテルやレストランなんかも無いし。あるのは、昔からの生活を受け継いで、細々と生きている、私らのような住民だけ。わかる?」


 悠人はなんとなく頷く。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。