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磯に香る君のそばに海神  作者: 悠鬼由宇
第1章
54/434

第一楽章 Grande Sonate pathetique Op.54


「あの、神様って、何のことですか?」


「だって。キミ、神様なんだもの。ねー、京ちゃん」


 そんままペタリと座り込んだ香は京に問いかける。


「んーーー。」



 唸り声をあげる京に、悠人は


「は? 俺が神様? どう言うこと?」


 香が驚いた顔をしながら、


「あれ京ちゃん、話さなかったの、あの話?」


「ん。してない」


「えーー、じゃあ昨日の夜二人でナニしてたのよ? もー、若い二人がっ いやらしいー ヒューヒュー」


「は? へ? ってか、コイツさっさと寝ちまったし」


「えーーー? キミ、こんな若くて可愛い子と二人きりの夜に、」


 香が驚愕の表情で畳み掛ける。



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