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第一楽章 Grande Sonate pathetique Op.53
「おーいっ おっはよおー。神様、元気してるー?」
カオちゃん、こと水田香が皿に盛った沢庵を片手に茶の間に入ってきて、ようやく二人のこう着状態は終息したのだった。
「あ、昨夜はご馳走様でした、あんな美味しいお粥初めて食べました」
「お粗末様― って、神様元気そうじゃん。良かった、良かった」
香はニコニコ顔で頷く。昨夜見たよりもややふっくらした顔立ちである。
ん?
は?
神様?
って、俺のことを呼んだよな?
「ほいコレ。ご飯のお供にどーぞ。お供物、なんちって」
沢庵の盛った皿をちゃぶ台に置く。屈んだ香の大人の女の胸の谷間がチラ見えし、悠人は顔が赤くなる。




