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磯に香る君のそばに海神  作者: 悠鬼由宇
第2章
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Soli di 信太 Op.7


 支度はあっという間に済まされ、俺たちは空自の用意した輸送機で那覇へ、そこから海自の輸送船で尖閣に向かったんだ。月の無い、星が満天の空に無数に揺れていたのをよく覚えている。俺たち特殊部隊で最も大事なスキルが、精神統一、マインドコントロールってやつだ。島到着まで三十分を知らされ俺は部下達にマインドレッド、即ち最高警戒を指示した。腕時計は二時を指していた。次々入ってくる情報を元に、江田島の保田、向こうの隊長な、と作戦を決め、こっちから四人、向こうが二人上陸し、後は敵の逃走兵の始末やこっちの退路を確保するって決めてな。ウチは俺、副隊長の千倉、富永、タツ…千葉って言うんだ。その四人。向こうは副隊長の城島、山瀬。どいつもこいつも精鋭中の精鋭、本物の一騎当千だ。俺が一番邪魔者じゃねえかと思ったもんだ、いや実際に…

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