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磯に香る君のそばに海神  作者: 悠鬼由宇
第2章
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Soli di 信太 Op.3


 その特殊部隊、正式名称は『特殊作戦群』、略して特戦群、っつーんだけど知ってっか? まあフツーの人は知らねえよな。まあそれぐらい特殊な任務につく部隊だったんだよ。因みにこの話は内緒だからな。絶対誰にも言うなよ。京にもだぞ。もし喋ったら、お前はあの猪と同じ運命を辿ると思え。それ位防衛機密だったんだわ、俺たちの部隊は。アメリカのデルタフォースと共同訓練やった時は実弾で撃ち合ってな、死ぬかと思ったぜ。そんな訓練してるって国民に言えねえだろ、言ったら速攻国会で大問題になるわな。そんなこんなで鬼のような訓練を重ねていって、その部下、いや仲間達とは切っても切れねえ縁となってな。俺の小隊の部下は八人、もう互いに互いの全てを知り尽くして。俺の貧乏農家の話も勿論、県道を走り回ってうるさかった暴走族を叩きのめした話もみんな知ってて。

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