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磯に香る君のそばに海神  作者: 悠鬼由宇
第2章
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Solo di 信太 Op.1


 高校三年の時だ。担任の先公が「お前、防衛大受けてみないか」って言ってよ。先公が言うに、受験料、入学金、授業料が無料で学生手当っつう小遣いまで貰えるって。俺は飛びついたね。学費払わなくっていい、即ち親に迷惑かけないでいい。高校の成績はこう見えて中々良かったんだわ。だから楽々入学できたよ。入ってみてビックリさ。毎月八万円近く貰える上に、夏と冬にボーナスも貰えるんだぜ。天国かと思ったよ。ま、授業も特殊だし訓練もキツかったけど、俺は元々体力には自信あったからな。餓鬼の頃から親を手伝って畑耕してたからな。それに信用できる仲間も大勢いたし、中々いい学生生活だったよ。卒業したら当然自衛官さ、それも幹部クラス。卒業してすぐ陸自に配属となって、福岡の幹部候補生学校に入ってな。そこで色々訓練してその後習志野の部隊に配属になって。いきなり曹長だからな。そしたらそこの上司が「お前空挺部隊に入ってみないか」って言って。


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