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磯に香る君のそばに海神  作者: 悠鬼由宇
第2章
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第二楽章 Valkyrie Op.46


 コップを差し出され、いや法律に反した行為に加担する訳には、なんて言えずに目を瞑り一口ゴクリと……



 何これ、爽やかでフルーティー。これが日本酒、いやドブロク?


「あらら。一気飲みしちゃうとは。お酒強いんだね、悠人君」



 洋一さん、ダメだよまた継ぎ足すなんて。これ、ヤバいよまずいよ、止まらないよ……


「ははは、ホントに酒好きなんだ、水みたいにくいくい呑んじゃうし。どれ、もっと持ってこようかな」



 この集落で最も悪魔的存在なのかも知れない、洋一さんは。悠人は自ら一升瓶を傾けコップに注ぎ込みながら、これからは彼には細心の注意を払おう、そう決心した。



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