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磯に香る君のそばに海神  作者: 悠鬼由宇
第2章
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第二楽章 Valkyrie Op.33


 小畑家のお誘いを受け、畑の畦道で昼食をご馳走になる。



 採れたての三浦大根 〜 初めて見て、その大きさと太さに愕然とする〜を短冊に切って辛味噌を付けてそのまま食べる。歯応えがシャッキリして瑞々しい。体の隅々まで浄化される感じがする程美味い。美味過ぎる。



 用意されたおにぎりは勿論奥の田圃でこの秋に採れたもの。冷たくてもモチモチして柔らかく美味い。中の具は大根の葉を胡麻油で炒め味付けしたものとの事。こんな美味い握り飯をこれまで口にしたことがあっただろうか?



「ね、美味しいでしょ。ぜーんぶこの辺で採れたものなの」


「本当に美味しいです。それに身体にも良さそうですし」


「そうよ。いっぱい食べてもっと元気になってね」


 悠人はニッコリと頷く。



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