114/434
第二楽章 Valkyrie Op.32
だが、先程の琴音ショックが大き過ぎ、悠人は警戒を降ろす事ができない。
「あれが信太。30過ぎなのにまだ独身。ねえ神様、あの子に合う女性紹介してくれないかしら?」
おおお、まともだ。真っ当な母親の愛だ。どうやらみつさんは、間違いないようだ。
ん? 30過ぎの独身?
てっきり40代だと思っていた悠人は、慌てて取り繕うように、
「そうですね、誰かいたらお知らせしますね」
「さすが神様。期待しちゃいますね、オホホホ」
うんうん、実に普通で良い。これからは洋一さんとみつさんと、良いお付き合いをして行こう、そう悠人は決心する。




