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磯に香る君のそばに海神  作者: 悠鬼由宇
第2章
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第二楽章 Valkyrie Op.32


 だが、先程の琴音ショックが大き過ぎ、悠人は警戒を降ろす事ができない。


「あれが信太。30過ぎなのにまだ独身。ねえ神様、あの子に合う女性紹介してくれないかしら?」


 おおお、まともだ。真っ当な母親の愛だ。どうやらみつさんは、間違いないようだ。



 ん? 30過ぎの独身? 


 てっきり40代だと思っていた悠人は、慌てて取り繕うように、


「そうですね、誰かいたらお知らせしますね」


「さすが神様。期待しちゃいますね、オホホホ」



 うんうん、実に普通で良い。これからは洋一さんとみつさんと、良いお付き合いをして行こう、そう悠人は決心する。



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