112/434
第二楽章 Valkyrie Op.30
琴音さんの家を出て、そのまま砂利道を登って行く。田圃と畑は集落から少し離れていると京は言う。砂利道の両側は鬱蒼とした樹々が茂り、日没前にはすっかり暗くなりそうだ。
秋の気配の樹々を感じながら十分ほど歩くといきなり眼前が開け、かなり広目の田畑が広がっている。
こちらから見て手前に畑。パッと見た限り、やはり三浦野菜を栽培しているのだろう、大根、ネギ、ニンジンなどが植えられている。
その奥に水の抜かれた田圃が見える。区画が二つに区切られているので毎年交互に稲作をしているのかも知れない。




