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磯に香る君のそばに海神  作者: 悠鬼由宇
第2章
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第二楽章 Valkyrie Op.26


「あらあら、京ちゃん! わざわざありがと。で、そちらがー、神様! きゃは」


 初老の少し丸目の女性が、悠人をまじまじと眺めながら目を見開いて喜んでいる。


「ユート。綿積悠人な。初枝おばちゃん。シンタのおっかさんな。あれ、シンタは?」


「あの子、畑に出てるの、お爺ちゃんとお婆ちゃんと。後で畑に寄ってあげて!」


「はいよっ、これ琴ばあん家置いたら、行ってみっか!」



 ああ、これ畑仕事手伝わされる予感しかしない… 悠人は苦笑いするも、畑仕事なんて経験がなかったので若干興味が湧いてくる。



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