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磯に香る君のそばに海神  作者: 悠鬼由宇
第2章
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第二楽章 Valkyrie Op.22


「ユート、この人が善じい。水田善治。善じい、コイツがユート。綿積悠人」


 ぞんざいながら的確な紹介に互いにペコリと頭を下げ合う。


「おおお、神様。って京ちゃんよ。あまり神様っぽくねえなあ、おおお? ほれ、朝鮮ドラマのよ、キムチョンチャン、って感じじゃぞおおお」


 朝鮮ドラマって… で誰だよキムチョンチャン?



 香が爆笑していると、その後ろから、


「あーらあらら、神様って言う子! イ・サンイにそっくりじゃない! ちょっとなよってしたところなんかさ! あらあらら!」


 善じいのお奥さんの洋子さん、との事。で、誰ですか、イ・サンイ?


「きゃー、ソックリ! 誰かに似てると思ってたの! お母さん、やるー」


「でーしょでしょ! 京ちゃんにお似合いじゃない、あーらあらら」



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