76話
話進めたいんですが…一応女の子をね…
次から本編なんですが、次話が結構大事になってくるかも知れないです
ベッドに横たわると、アムドも近くにあった椅子に腰かける。
すると、扉の向こうから騒がしい懐かしい声が聞こえる。
「ハジメ様!ハジメ様!!!」
「少し落ち着いて!鏡子ちゃん!」
「大丈夫だよ!メルトちゃん!」
「何を呑気なこと言ってるんですか!このままハジメ様に合わせたら飛びつくでしょ!まだ、意識が戻ったばかりなのですし!」
「ほんとに硬いっすねー!メルト先輩は!先輩なら大丈夫ですって」
「ふふふ。私はもう抱き付いたよーん」
「こら!火に油を注ぐような発言して!ん!あ!」
「姉さま。落ち着いて!」
騒がしい声がと共に、バタバタと数人の足音が近づいてくる。
元気そうでよかったと素直に思えた。ため息交じりに、扉を見つめていると、勢いよく開けられた。いや、蹴破られたか?
「ハジメ様!!よかった…」
鏡子が勢いよく飛び込んできた。鏡子は俺と目があうと、数秒固まる。
その間に、他の面々が入ってきた。
「は、ハジメ様…」
俺と見つめ合ったメルトはゆっくりと、涙をためてふらふら近づいてくる。俺も迎えるようする。
「ハージーメーサーマ!!!!!!」
ゆっくり近づく鏡子…の後ろにいたメルトが鏡子を抜き去ると、俺の名前を叫びながら抱き付いてくる。勢いを一切緩めない。俺はすでに鏡子を迎えるため腕を広げた居たのでしっかりと受け止める。
「あ!こら!誰が落ち着けといったの!!!」
「先輩ーーー!!!!」
「ハジメ様ーーー!!!!」
「はじめっちぃぃいいいいいい!!!!」
叫ぶ鏡子に、後ろから三人の女性が抜き去り俺にかけてくる。しっかりと三人とも受け止める。『達人の旋律』は流していない。そこは自分で抱きしめないとな。
「ううぅぅうう……」
「鏡子。おいで?」
「ハジメ様ぁぁああああああああ!!!」
涙や鼻水で顔がぐちゃぐちゃになりながらも、俺に向かってくる。
よこに居たアムドが小さくつぶやく。
「ハーレムかの…」
「お前もくるか?」
「遠慮しておくかの…ちと恥い」
「そうか。」
俺のために涙を流してくれるこの子たちを…俺は絶対守る。
例え悪魔になってでも。




