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37話 契約成立

妖精・精霊も出てきますよ〜

悪魔・妖精・神 ってファンタジーって感じがあって好きです。

鏡の世界に入ると、四人で七並べをやっていた。一番枚数が多いのが、メルトだ。


「おかえりー!」


「おかえりなさい」


「おかえりなさい…」


「おっかっえっりぃ〜!」


四人が振り返って、「おかえり」と言ってくれる…小さなことなんだけど、こんなのを大切にしていきたいな…

俺は買ってきた食材を鏡から出していく。後ろからリカが、覗いてくる。


「ふむふむ。旦那〜今日はすき焼きですな?」


「リカ。お前にはやらん」


鏡からケーキの入った箱を取り出す。そして、鏡に戻す。


「さあ、みんな!手伝ってくれ!」


「はーい!」


「リカ。あげるから、泣くな…」


「ぐすっ…ほんと?」


「ああ。」


「わーい!手伝うよー!!」


切り替え早!ったく…まあ、いいか。

四人に役割をいい、早速料理をしていく。五人で料理を作ると、料理時間も短縮になって楽だな。

一時間ほどで、すき焼きの準備ができた。机の上には、魔石を使ったカセットコンロの上にすき焼きが置いてある。みな、卵を溶いて待機している…

十分煮えたところで俺が蓋をとると、みな肉を一瞬で掴んだ…おいおい!俺の分残しておけよ!


「「「「ごちそうさまでした」」」」」


無事食べ終わったが…俺肉食えなかった…くそっ!

食事も終わり、みなのんびりとくつろいでいる。


「リカ。スキルの超音波って知ってるか?」


「超音波?聞いたことない!ギルドのスキル一覧を見せて貰えばわかると思うよ?」


「スキル一覧?」


「うん。ギルド行けば見せてくれるよ。まあ、全部のスキルが乗ってるわけじゃないけど、ほとんどは乗ってるよ!」


「そうか…明日行ってみる。それじゃあ、みんな!ケーキを食べよう!」


その日はケーキを食べて、寝た。スキル一覧か…

次の日俺は、みんなより早く目が覚めた。顔を洗うために、洗面台のある方へ歩いていく。洗面台に着くと、風呂場から何かを擦っているような音が聞こえる…

泥棒?いや、ここは鏡の世界だろ?…俺は意を決して風呂場のドアを開く。すると、ボロボロの服をきたブラウニーが一生懸命風呂を掃除していた。確か、サカヤキ国のルーシー嬢のホテルにいたブラウニーだ!

ブラウニーは掃除に一生懸命で、俺に気づいていないようだ。


「やあ、ブラウニー。ありがとね」


「っ!」


ブラウニーは、洗っていたスポンジを落としてゆっくりと振り返る。

俺は警戒されないように笑顔だ。


「この間、俺の血だらけだった服を洗ってくれたのは、君?」


ブラウニーは首を縦に軽く振る。俺はそっと頭を撫でる。


「ありがとね。それと、なんでここにいるんだい?鏡の中だよね?」


「頭…撫でてくれた…あなたは…親切…それに…加護持ち…だから…でも…見られた…あなたの…精霊じゃない…だから…どこかいく…バイバイ…」


そう言うと、ブラウニーはゆっくりとスポンジを持って風呂場から出て行こうとする。俺は肩を軽く掴み行かせないようにする


「俺の精霊っていうのがわからないけど、ここに居てくれないか?」


「それじゃあ…契約…?」


「ああ。契約する!迷惑かい?」


「ううん…初めてする…何か、服をくれたら契約成立」


服?…うーん…子供服持ってないしな…俺は、来ていたシャツ脱ぎブラウニーに渡す。ブラウニーは、俺のシャツをその場で着る。膝まで隠れるほどで、だぶだぶだ…これでいいのか?


「契約成立…」


「そ、そうか。今度ちゃんとした服を買ってきてあげるよ。」


「え?…う、うんっ!…」


「リカとかに紹介したほがいいか?」


「いや…恥かしい…家のことならなんでもできるから、そのままにしていていいよ…」


「それじゃあ、頼むな!」


「はい…」


俺は顔を洗って、朝食の準備を始めた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー視点変更ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「無事契約したそうです」


「そうか…それにしても、悪魔か…」


「やはりフレア様は、加護を消さないのですね」


「ああ。彼奴は『神曲』を扱える…それに悪には染まらんじゃろ…」


「そうですか。では、そろそろ会議が始まりますので移動をおねがします。」


「ああ…わかった」


ーーーーーーーーーーーーーーー


「炎帝王 フレア様。水君主 アクア様。雷皇帝 フルメン様。風賢王 ウェントス様。氷元帥 グラキエース様。光導師 ルーメン様。闇戒王 テネブラエ様。土冠王 アース様。揃ったようですので、会議を始めます。今回の議題は、悪魔と接触した勇者についてです。では、フレア様どうぞ」


「ワシは、勇者に会った。加護を与えた。以上じゃ」


「なっ!お主!わかっておるのか!悪魔じゃぞ!」


「そうです!今すぐ加護を取り消すべきです!」


「落ち着いてください。グラキエース様、テネブラエ様。ここは、もう少し話を聞くべきかと…」


「そうじゃ。アクアの言う通り、フレア。もう少し聞かせてくれぬか?」


「フルメンがそういうのなら…もう一つ。あいつは『神曲』を扱える」


「っ!」


「そうかなされたか?ルーメン殿?」


「いや、なんでもない…ウェントスはどう思っているんだ?…」


「そうですね…もう少し、様子を見るのはどうでしょうか。監視でもつけるなど」


「そうですな!それがいい!監視は…この私からつけましょう」


「おい!ルーメン!抜け駆けするでない!ワシがつける!」


「何を言っているのですか!このテネブラエこそふさわしい!」


「さきから、黙っているアース。どうおもってるんだ」


「フレア…お主、すでにつけたであろう…」


「さての。」


「とぼけるか…まあ、良いではないか。勇者から接触してきたら、干渉するでということでよいではないか。」


「そ、そうだな…アース様がそう言うなら…」


「あ、ああ。賛成じゃ…」


「では、そういうことでよろしいですね?」


「「「「ああ」」」」


「以上をもって閉会です。ご参加ありがとうございました」


名前、フレア以外ラテン語です…全部ラテン語にしようかと思ったんですけど…フレアって書いちゃったしなー変えても混乱するかとおもったので変えません!

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