36話 悪魔と買い物に…獣人
コンビニ行ったら、ジャンプがあって…読んでたら遅れちゃいました…すいましぇん…
ワンピ最高!!
ギルドを出ると、もうあたりは夕方になっていた…昼飯食ってねーな…今日の晩飯は…あ!確か影子・鏡子は甘い物で、メルトは粘土だったか?
っても、甘いものは商店街でいいとして、粘土か…まあ、歩いていれば見つかるだろ!
商店街をのんびりと見て歩く。肉屋で千闘牛のロース肉を350gほど買い、隣の恰幅のよいおばさんの八百屋ではネギ・白菜・春菊(に良く似たもの!)を買った。
養鶏所の直売店のような店で、卵を5個かった。この世界には、転生者が多く食べ物などが変わらず手に入れやすい。味噌・醤油なんかも売っている。
買いながら、歩いていると雑貨屋のような店があった。入り口から所狭しと物が置かれている。ヴィレ◯ァンみたいな感じだ。まあ、シャレの効いたポップはないけど…ここなら、粘土が売っていそうなので入ってみる。
店の中は照明が切れかかっているのかチカチカと消えたり点いたりを繰り返している。俺は鑑定しながら、掘り出し物を探していく。
すると、あのスキルを具現化した際に使ったあのダークマタが置いてあった。
「こ、これは…」
驚きで思わず声が出てしまった。すると、突然声をかけられた。冷たく心のないような平面な口調だ。しかも、『達人の旋律』を聞いているのに全く反応しなかった…俺は驚いてすぐさま振り返る。すると、若い血色の良くない真っ白な顔の男が立っていた。服装は、紳士服にマント…
「だ、誰だ…」
「誰だ…と?私はここの店主であります。フォカロルと言います。失礼ですが、それを見たことがおありで?」
「な、ない」
「ふふふ。そうですか」
俺はすぐさま、こいつのステータスを鑑定する。
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名前 フォカロル
年齢 99011歳
種族 悪魔
職種 悪魔大公爵lv7 地獄卒lv9
体力 999999999/999999999
魔力 9999999/9999999
精神力9999999/9999999
Sスキル
悪魔術:極
称号
堕天使
復位を望むもの
空と海の支配者
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やべ…こいつ強い…大公爵ってことは、アムスより上ってことか…
俺の視線に気づいたのか、笑みを返された。
「人のことを、そうジロジロみるものではありませんよ。知ってのとおり私は悪魔です。ですが、私は…何もしませんよ。1,000年後に天使に戻れるのです…」
悲しそうにどこか遠くを眺めている…
しかし、悪魔だ。あくまで、悪魔だ!しかし…悪意が感じられない…
「その言葉信じていいのか?…」
「ええ。信じるか信じないかはあなた次第ですがね」
「なら、信じよう」
「ほぉ。変わったお方だ。」
「まあ、俺の知り合いにも一人悪魔がいるからな。アムス…あれ?名前なんだっけ…」
俺がアムスの名前を出した瞬間目を見開いたがすぐに、柔和な笑みになった。
「アムドゥスキアス。そうですか…ですが、あの子は今少し危ないですね…」
「危ない?何が危ないんだ?」
「よくはわかりませんが、『神と仲良くしている』や『『神曲』の{地獄編}を止めようとする』など…あ、『神曲』といってもわかりませんよね?」
「わかる。それのどこが危ないんだ?」
俺がわかるといった瞬間表情を変えた。今度は真顔だ…
しかし、聞かなければいけない。神と仲良くしてはいけないのは、若干わかる。
「その噂の真意はわかりませんが、そのせいで冥王パイモン様が動くそうです…」
「パイモン?…」
「はい。パイモン様は、地獄の王をしている方です…楽器を精霊に持たせ、いつでも奏でさせているという音楽好きの王です…。その王が、アムスを捉えようとしています。アムスは、悪魔界の公爵という立場なので悪魔界の王ルシファー様に抗議するのが筋ですが…パイモン様はアムドの神曲が欲しいので…まあ、狙われているのですよ。それにアムド自体も神曲を編曲するという行為もしています。悪魔にとって、『神曲』の{地獄編}は唯一の娯楽のようなものなので…」
「そうか…パイモン…。」
「そんな、話はいいですね。では、何をお求めで?」
さっきの真顔が嘘だったかのように柔和な笑顔に戻るフォカロル。笑うたびに犬歯が見えて…悪魔というより吸血鬼だな…
「粘土を頼む」
「粘土ですね。その、思念形成粘土ではなく、ただの粘土ですか?」
「ああ。ただの!粘土だ」
「では、あそこに」
フォカロルは、笑顔で俺のすぐ後ろを指差す。俺も振り返って指差す方を見ると、粘土があった。プラスチックのケースに入った粘土。
幼稚園の頃使った覚えのある油粘土、『マサムネ幼稚園』と書かれている…
「それは、昔勇者が、記憶にあるものを一つ取り出せる魔法で取り出したアイテムですね。すでに勇者は死にましたが」
「そ、そうか…それでは、これをくれ」
「どうぞ。」
「いや、お金は?」
「『タダ』の粘土と言われたので『無料』の粘土です」
「そ、そうか…なら、ありがたく…」
「その代わり、たまに遊びにいらしてください。あなたから神の香りがしますから、媚を売りたいので」
「それ言っちゃ、台無しだぜ?まあ、いい。また来るよ。俺の名前はハジメだ。」
「はい。ハジメ様。またの来店お待ちしてます」
粘土を持って店をでる。なんか、怖そうな店だったが、仲良くなれてよかったな。
難度を買ったし…あとは、甘いものか!
再び、ブラブラしていると甘い匂いがする…香ばしい匂い…
吸い寄せられるように、店に入った。入って気づいたのだが…客の九割は女だ…並ぶ商品をみると、可愛らしいケーキが並んで置いてあった。女客はケーキに夢中で気づいていないようだ。俺は、お盆を持って、日本のパン屋のようにトングでケーキを適当に摘んでいく。
モンブラン・ショートケーキ・チーズケーキなどなど…15個ほど選び、レジに向かい会計を済ませる。
15個で銀貨2枚ほどだった。結構安いな!と思ったが、昔リカに説明を受けたのを思い出すとそんなでもないのか…
ケーキの入った箱を持って、店からでると声をかけられた
「おい!Aランカー!こんな店でそんなもん買って女かよ!」
女獣人だった。女獣人は俺を見つめてくる。見てんじゃねーよ…
「文句あるのか?喧嘩なら買うぞ?」
「いや、あ…あのよ…今度一緒に…その…」
「なんだよ!早く言えよ!」
急にモジモジしだした女獣人に苛立ち、ついつい怒鳴ってしまう…はぁ…俺としたことが。紳士たるものいつでも女性には、気を使わねば!
「私と…狩りに行ってもらえませんか…」
「狩り!?…あ?まあ、いいけど…ランクは?」
「F…」
「帰る。」
俺はすぐさまポケットから鏡を出して、中に帰る。やってられるか!Fかよ…はぁ…
俺は入る時落とし物をした。一枚の紙だ。何が書いてあるかは、忘れた!あああ!




