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トラック28 チップと公爵

題名変えたいのですが…思いつきません…誰かアイデアください

国なんですが…とある県をモチーフにしてます!大道芸の大会が行われる県です!

具現化したスキル…音楽プレーヤーの音楽アプリを起動させる。

画面が切り替わり、音楽の画面にうつる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

音楽▼

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聖堂の鐘の音

短剣の剣術(中級)

達人の旋律

火のリズム(初級)

高揚の旋律 

波消し音撃 

歓喜のリズム 

音撃祭ver夏祭り

ーーーーーーーーーーーーー


『高揚の旋律』をながす。すると、頭に音楽が流れるので、いつも通り耳コピして即興で奏でる。

体を動かしたり、表情を変え場を盛り上げる。リカは、数回喉を鳴らした後、目を閉じる…

俺らにリクエストしてきた男は、俺のアコーディオンの陽気なメロディに首でリズムを取りながら聞いている。お?のってきてるか??

人を楽しませるなら、まずは、自分が楽しんでいないと人を楽しませることはできないかな。

すると、リカも整ったのか目を閉じてそっと歌い出す。音楽と同じように、明るい声だ。だんだんとリカも乗ってきたのか、俺と背を合わせたりと楽しむ。曲の途中ブレイクを入れ、二人で変顔を入れたりと盛り上げる。

すると、だんだんと周りにいた人も俺の音色やリカの歌声で集まってくる。一番先に聞いていた男は、今は手拍子をしている。他の人も手拍子だ。周りとの一体感が伝わる…やべ…楽しい!


Cメロが終わり、リカに合図最後のサビに入る頃には、手拍子もなくなり、みな楽しそうに目を閉じて聴いている。演奏も終わる…

終わると同時に、拍手喝采が巻き起こる。


「最高だったぞ!」

「またやってくれ!」


一人の男が、俺たちの前に銀貨を一枚置いた。すると、次々と聞いた人がコインを置いていく。チップか!

演奏が終わると、人だかりも解消された。リカはチップに飛びつく…


「すごい!金貨4枚分くらいあるよ!すごいすごい!」


「持っただけで、いくらかわかるのか…すごいな…」


「でしょ!まあ、いろいろあったからね〜」


そう言われると、何も言えなくなる…

俺が黙っていると、最初にリクエストしてきた男が話しかけてきた。そうだそうだ!チップよこせ!


「すごかっぞ!実に素晴らしい息のあった演奏だった!実に素晴らしい!」


「あ、ありがとうございます…」


「おお!チップだったな…これしかないな…ま、受け取ってくれ!」


男は、コートの内側から小さな巾着をだすと中に入っていたコインを全て俺に渡してくる。


「私の名前は、ゴッフレード=カスタニーサだ」


「あ、俺はハジメ オトノです」


「ははは!私の名を聞いても驚かないか!」


男は、腹を抱えて笑いだす…こいつイかれてるのか?…

ふと、横のリカをみると目を見開いて固まっている…リカの顔の前を手を振るが反応しない…すると、後ろから声をかけられた。振り返ると、目の前に白塗りに真っ赤な丸い鼻。涙がちゃんと、描かれている。


「ゴッフレード様。あまり勝手な行動は慎んでください」


「はっ!お前!アドルフィか!」


「ええ。アドルフィでございます。」


「リカ。この人だれ?」


「は、ハジメっち!この人は…この国の公爵様だよ!」


「公爵?…公爵…なんだ、アムスと同じか…すごいのか?」


公爵って言われても日本では、爵位とかないから馴染みないし…


「偉いのか?」


「偉いってもんじゃない!私たちとじゃ身分に差がありすぎる!1」


「いいのですよ。ゴッフレード様は身分を気になさらない方なので。あ、私はアドルフィと申します。宮廷道化師でございます」


マイマーのピエロ…いや、アドルフィか…


「そうだ!アドルフィ!ハジメたちを、今度の貴族のパーティーに呼ぼう!」


「そうですね。宮廷楽隊も今回は呼ばれませんしいいのでは?先の演奏…私も感激しました。国王様も喜ばれると思いますよ」


「そうだな!そうか!じゃあ、ハジメ!二ヶ月後の今日、行われるパーティーに来い!謝礼はチップの五倍だそう!」


「うーん…わかった。それじゃあ、宿が決まったら…」


「大丈夫だ!アドルフィがいる!では、そろそろ私はいく!では、楽しみにしているぞ!」


ゴッフレードがそういうと、アドルフィが、どこから出したのかわからない大きな布でゴッフレードを包み、一気に引くとゴッフレードの姿が消えた…なんてマジック!?


「では、こちらから伺いますので、二ヶ月後に…」


そういい、アドルフィがウィンクをする…あれ?…女?

布にアドルフィも被ると、一瞬で消えた…横で固まっているリカを揺さぶって起こす…


「はっ!公爵様は!?」


「帰ったよ…大丈夫か?」


「うん…何話してたの?」


「聞いてないのか…後で言うよ。あ、宿取らなくていいじゃん!」


「あ、忘れてた!」


「その前に、これ全部でいくらか教えてくれ!はい!」


俺は、公爵から受け取ったたくさんのコインを渡す。


「え…これ…ぜんぶ王金貨だよ!!全部で28枚!こ、こんなた、大金持ったことない!!1」


「良かったじゃないか。これで、初めてじゃないな?んじゃ、帰るか。」


リカの腰に差してあった鏡を引き抜き、鏡の世界に帰る。

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