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トラック21 悪魔の仲間

手を引かれながら、走る。扉からでると、白く綺麗な長い廊下、多くの扉があった…何度も、階段を降り鉄の扉から外に出た。出てきた建物を、見返すと大きな城だった…


「はぁはぁ…こ、ここって?」


「はぁ〜!ここは、ヤツハ様のお城だよ!」


「そうか…あ、みんなに声かけて行かなかったけど大丈夫かな?…」


「大丈夫…今は、声かけられないと思うし…」


「ん?そうなのか?…」


「うん!あ、とにかく、この国から出よう!ね!ささ!早く!」


急かすように、俺の腕を引きながら歩いていく…なんだ?なにか、顔が怖いぞ?…

どんどん歩いていくと、俺が宿泊しているホテルまで来ていた。中に入ると、カウンターにおばちゃんが立っていた。

俺は、手を振るとおばちゃんは顔色を変えて持っていた皿を落とした。


「きゃぁーーーーー!」


おばちゃんが叫ぶと、他の客も俺を見て恐れているようだ…なんだ?この状況…

リカは、急いで俺の部屋に連れて行こうとすると、客の冒険者風の男が数人行く手を阻んできた。


「おい!…そいつは、悪魔の関係者なんだろ?…」


「悪魔の仲間は殺すべきだ!」


そう言いながら、持っていた武具を構えて襲ってきた…俺は、小枝を部屋に忘れているので対抗できない…まあ、達人の旋律で攻撃が当たることはないが…

すると、リカが俺を守るように前に立つ。


「やめて!ハジメっちは何もしてないんだよ!」


「うるせぇ!お前も仲間だなっっ!」


冒険者風の男の一人が理科のほおを思いっきりながった。リカは、衝撃のまま倒れた…口からは血が出ている…


「おい…てめぇ…何してんだ…」


「あぁ?おい!やるぞてめーら!」


俺は、手をまっすぐに伸ばし手刀で男たちの攻撃をいなし、首や鳩尾などを打って倒す…

すぐに倒した後、リカに『聖堂の鐘の音』で癒す


「大丈夫か?…リカ…これは、どうなってんだ…」


「後で説明する…。今はとにかく…行こう!もう大丈夫!あ、待ってて!」


リカは怪我が完璧に治ると、すぐに舞台の袖の扉に入っていった。

立ちふさがらなかった他の冒険者は、俺を警戒しているようだ…数分後、リカが戻ってきた。


「お、おまたせ!はぁはぁ…はい!これ!」


「な、なんでこれを?…」


「いいから!さあ!行こう!」


「あ、ああ!」


リカが持ってきた黒いアコーディオンを持ち、そのまま宿を出た。どうなってんだ…悪魔…

国の門までくると、衛兵に止められた…


「悪魔の仲間を外に出すわけにはいかない。他に迷惑がかかる前に、この国で仕留める!」


「待って!お願い!聞いて!」


「リカっ言っても無駄だ!」


衛兵が持っていた槍で俺の体を貫こうとする。やりに合わせてゆっくりと体を動かし躱す。躱す。躱す。


「リカっ!掴まれ!早くっ!くっ…」


リカは後ろから、おんぶのように乗りかかってくる。俺は衛兵の槍を最後にへし折りそのまま風火二輪に魔力を注ぎ火をつける。


「きゃぁっ!浮いてる?…」


「いや、走ってるっ!ほっ!ほっ!」


空中を駆け上がる。リカって案外重いのな…後ろの方で、暴れるリカを宥めながら壁を越える。さて…どこ行くか…

まだ、時間はお昼を過ぎたくらいか?…あ、あの拠点に行くか!


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