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トラック22 拠点での遭遇?

ドッペル族のゲンガー種でしたが、調べたら

『ドッペル』は「二重」

『ゲンガー』は「歩くもの」

って意味で…なんか、おかしかったので

ゲンガー族のドッペル種に変更しました

空中を走ること、数十分…最初に俺が過ごした拠点についた。

なんも変わってないな…漂う荒廃感…不思議な空間だな…

そっと、着陸してリカを下ろす。リカは、建物の上のガジュマルの木を見つめている。すごいよな…


「どうした?リカ…」


「す、すごい…ここ…光がかすれてて…天国?」


確かにチンダル現象なのか斜めや横から光が差しているように見えるな…

しばらくリカと二人で景色を眺めたあと、切り株に腰掛ける。


「説明してくれないか?…何があったのかを」


「うん…先ずは、サカヤキ国について説明するね…。サカヤキ国は、ドワーフさんが多いでしょ?昔、ドワーフさんの国があったんだけど…騎士団の副団長さんが急に暴れ出して…多くの人を殺したんだ…まあ、トータスさんが倒したんだけど…その後国が潰れて…それで、助かった人たち集まって作ったのが今のサカヤキ国なの。その時の副団長さんの暴れ方がおかしくてね…まるで、悪魔のようだったらしいの。それから、悪魔は『絶対悪』って考えになったの…」


確か…アムスが話してたな…そんな事があったのか…


「そうか…」


「うん…それで、ハジメっちが暴れたのと…それを止めて、なおかつ一瞬で半壊したタタラ場を直した女の子…悪魔の所業って思われてるの。ハジメっち単体で津波をぶっ壊しちゃうくらいだしね…。でも、何年かしたら!」


「いや、戻らないよ。迷惑をかけたくないし…。リカはどうするんだ?帰りたいか?…」


「ううん。帰りたくない。ハジメっちは私が付いてないと危なそうだし。それに、一緒に歌ったの楽しかったし!吟遊詩人でも、やろっか!」


「ははは!そうだな!のんびりやるか!あ、地理には詳しいのか?」


「まあ、大体はわかるよ!でも…少し遠いけど…多分半日かかるかも」


「そうか…」


会話もなくなり考え込む。困った…担いで行くのもいいんだけど…どれくらいかかるか分からないのなら、やめるべきか?…

今はお昼を回ったくらいだ。今から半日ってなると、夜になるか…


「明日の朝、出るってのはどうだ?


「え?ここに泊まるの?」


「ああ。俺が転生した最初の時はここで、過ごしてたぞ?裏に湧き水が流れてるし、まだ転移して一週間も経ってないしまだ綺麗だろ」


「そう?なら、ここに泊まって明日の朝しゅっぱーつ!」


意気揚々と拳を掲げるので、俺も合わせて拳をあげる。

その後、教会のような建物入る。やはり、左右の部屋は枯葉などで汚れている…。中央の部屋に入ると、石でできた机にベンチがあった。まだ、埃などはないようだ。リカが椅子のベンチに座ったので、向かいの席に座る…


ムニュ…


「え?」


座った瞬間、尻に何か冷たく柔らかい感覚が伝わって来る…

恐る恐る、立ち上がってベンチをみると、紫色の丸い…スライムがいた…。

スライムは怒っているようで、軽く上下している…リカも気づいたのか、スライムを見る


「きゃ!かわいい〜!」


リカは、スライムに駆け寄りスライムをそっと持ち上げる…

スライムは喜んでいるようにプルプルと震えている…喜んでいるのか?…一瞬。まばたきをした瞬間…


「かわいい〜!」


「かわいい〜!」


リカはリカを抱き上げていた。え?


「きゃ!なにこれ!」


リカは、驚いて持っていたリカを話す。すると、リカは尻餅をつく…どうなってんだよ…

すると、落ちたリカが話し出す…


「いててて…なにすんのよ…」


「お前は誰だ?…」


尻餅をついたリカは尻をさすりながら、俺の質問に答える


「私は、ドッペル族ゲンガー種。名前は…ない」


ドッペルゲンガーでしたか。そうかそうか…へぇ…


は?


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