初めてのモンスター
「来たね、アリス。」
「えっと...こっちではシオンなのか...」
「そそ。シオンだから。」
「それで...ここが第一層なのか...強いヤツには会いたくないな...」
「そう!第一層は基本的に弱いヤツしかいないから安心して」
「ならよかった...」
「それじゃ、まずは始まりの森に行こう!」
「わかった...」
「ここが始まりの森...」
「とりあえず適当な弱い魔物探して剣で攻撃してみよっか...あ、いたいた」
《敵が出現しました》
有紗の目の前に現れたのはスライム。
「このスライムを攻撃すれば...いいんだよね!」
剣をブンブン振る有紗。
全く当たらず何してんのかわからなそうなスライム。
呆れた紗良。
「...なんで当たらないの...?有紗さん...?」
「だって!なんか剣難しいんだもん!」
「いやいや、FPS系結構やってるよね?」
「やってるけど!!」
「まぁいいや...これは私が倒すよ」
その時、紗良はバックから拳銃を取り出し回転させてスライムを撃った。
「えっ...すご...」
「ここはゲームだからこういうこともできるんだよ~」
「楽しそう...!」
《ドロップアイテム:スライムの粘液》
「スライムの粘液?」
「そう、モンスターを倒すとドロップアイテムが出るよ」
「そうなんだ...」
「というか有紗RPGとかに無知過ぎない?」
「FPSしかやってないもんでね...」
「なるほど...それじゃあとりあえず次のモンスターを探そうか」
《敵が出現しました》
「よし、今度は私何もしないからね!」
「わかった...!」
結局剣をブンブン振っている。紗良は少し呆れている。
その瞬間
「あっ!なんか当たった!」
なんと剣をブンブンしているだけの攻撃が当たったのだった。
そうしてスライムを倒した。
《ドロップアイテム:スライムの粘液》
《レベルが1上がりました》
「よかった...倒せた...」
「なんで剣をブンブンする攻撃をやめないのやら...工夫しようよ...」
《適正職業:レンジャー》
「あれ、適正職業が出てきた。レンジャーだって。」
「レンジャーか...銃を使う職業で、確かオートエイムが付いていたしいいんじゃない?」
「銃!?じゃこれにする!」
《職業がレンジャーになりました》
その瞬間、上から光が差し、アサルトライフルが出てきた。
「なにこれ!カッコいい!」
「アサルトライフルかぁ...いいね」
「これなら私も活躍できる...!」
「さてと...アリス、私は21時だからもう落ちるね」
「了解~」
「それじゃ、また明日~」
「また明日ね~」
そうして、紗良ことシオンがログアウトした。




