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春!?

ちょっと息抜き回です

ある日のこと

ギルド演習場にて

俺はメービーさんと約束をしていた。

40層に行って分かったことがひとつある。

イレギュラー時の対策は考えておいた方がいいということ。

例えば、装甲が固くて魔法が効かないモンスターがいたら…内側は弱いはずだから魔法にエンチャントをすれば刺さるのでは無いか…という仮説を立てたからだ。


明朝

メービー「サンダー!!」稲妻が走る

ウィル「エンチャント!!」と俺たちは繰り返し打っては、源である魔力の波長を合わせられずにいた。

メービー「やはり、理論上だと出来るのですが上手く行きませんね…」

ウィル「うーーーん」俺は魔法のことが分からないので、何故か全く分からない


メービーさんは杖で土に俺のような図と

メービーさんらしき図を描き

「方向を変えて、私の打った魔法をウィルさんが捕まえて放つと言うのはどうでしょう?」

確かにそれなら出来そうな気がする。

ウィル「面白いですね!ぜひやってみたいです」

メービーさんが魔法を打つ

その3個の雷を

俺はその魔法が放たれる前に捕まえて

俺は中でカウンターを使って増幅させる…

これほどまでに一気に高威力のに近い魔法を跳ね返した事はなく

俺の防護にヒビが入る

ウィル「クッ!!」俺は限界を迎え、慌てて空へ向けるっ

バリバリバリィ!!!

空には龍のような稲妻が3本走る

メービーさんは俺に駆け寄り

「大事ないですか?一応成功ですね」

メービーさんは空を見上げて俺をみて

ワクワクが止まらない少年のような顔をしていた。

俺もワクワクが止まらなかった…

これがやつに通用したらと思うと。

ウィル「メービーさん。俺はもっと強い魔法を留めていたいです。どうすれぼ俺の防護魔法は強くなりますか?」

メービー「光属性には詳しくないのですが、強い魔法を発動させたり、繰り返し割ったり、一気に魔力を使い切ると強くなることがありますよ。」

ウィル「繰り返し割る?ですか…俺、やってみます!

1週間後にまたお時間頂けますか?」

メービー「わかりました。」俺の顔をみて

メービー「無理はしないでくださいね。では今日はこれにて失礼します。」てをヒラヒラと振りながら演習場から出ていく。


俺はひたすら防護を瓦割りのように重ねては割る。

それをずっと繰り返す。汗だくにな銭湯へ向かう。


銭湯の帰りに偶然見てしまった

メービーさんの手を引くヴィッターさんを…

ヴィッターさんは相当酔っているようだった。

飲みにでも誘われたのだろう。メービーさんも少しふわふわと歩いている。そして

2人はヴィッターさんのお店の裏へ周り

姿を消す…

あれは…童心に帰ろうと試みているのだろうか。

ヴィッターさんのお店はおもちゃの店だし、

今から夜更けに2人で遊ぶのだろう。

俺も出来れば汽車を走らせて遊んでみたい…

農夫の一般家庭からすれば汽車のレールや本体はとても高価な物で…俺は剣を買うのにお小遣いを使っていた為に買えなかったのだ。

今度寄ってみようか。出来れば師匠も連れて

師匠ならきっと魔法で動く汽車に変えてくれるかもしれない!

今度何をして遊んだのかを聞いてみるとしよう。


またある日…

俺は市場に食料を買いに来ていたのだが

メービーさんとヴィッターさんが互いに腕を組み買い物をしている所を発見する…

俺はひっそりと物陰に隠れる。

メービーさんはこの国でよく見かける、紳士というやつになったのだろうか。

レディーを1人で買い物に行かせる訳には行かないものだと聞き及んでいる。

買っているものはイヤリングや髪飾り…

お互いに髪に付けたりしている。


「あんたなにやってんの?」

聞き覚えのある声が背後からかかる

ウィル「あ!ベリーさん。あれ、みてください」

俺は指を指し物陰に隠れるように引っ張る。


先程見た事をベリーさんに話すと

ベリーさんは意味不明な事を呟く

「ヴィッターにも…春が!?」

今の季節は夏だと言うのに。

口をふやふやさせて劇を見るように瞬きすら忘れているようだ

2人はそのままスイーツが美味しいと評判のお店へと消えてゆく。

ベリー「あんた!みた!あれ!!」バシバシと肩を叩かれる。

ベリーさんの手が怪我をしては大変なので

俺は防護を解いた。

ウィル「はい、見えています」

あのスイーツ店は師匠といつか行こう。ベリーさんのテンションの上がり具合を見るに女性人気が高いようだ。

ベリーさんは立ち上がると

「ウィル…今日あんたの宿に泊まらせなさい」

ウィル「家があるんじゃないのか?」

俺はベリーさんを見上げながら聞く

ベリー「鈍いわね…帰れないのよ」

帰れないのか…可哀想だ。何故かはよく分からないが困っているならと二つ返事で了承した。


ベリーさんと俺のお世話になっている宿に着き

ウィル「こっちが俺の部屋です。どうぞ」

ベリー「ありがと。意外と部屋綺麗ね。しばらく借りるわ」

ウィル「困ったら呼んでください。俺は隣の部屋にいます。」

俺はすぐさま部屋を後にし、

いつぶりだろうか…ノックし師匠の部屋へと入る。

うっすらと白く積もったホコリがどうしようもなく憎かった。もう意識を集中しないと感じ取れない金木犀の香りも。

ホコリが誰も帰ってきていないことの証明のようで

俺は本当にクレイブに勝てるのだろうか。

薄く積もったホコリと机を眺めながら。


俺はこの部屋を掃除する気は無い。

あの日のことを忘れたくないからだ。

俺は持ってきたシーツに身を包み入口の前で横たわり眠りにつく。


ご覧いただきありがとうございました!

次回もよろしくお願いします

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