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妖魔界  作者: 山本吉矢
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第9章 3話

かなり寒い・・・。

そりゃあそうよね。

周りは雪に覆われて・・・、もの凄い吹雪が吹き荒れている。

そのうえこっちは普段着のまま。

寒くないって言うのは無理に決まってる感じ。

体が自然と震える。

凍え死にしそうなほど。

でも、こんな所で死ぬ訳にはいかない。

なんとか、頑張らなきゃ。

しかし、なかなか先に進めない。

うぅ・・・。

まずい・・・。

足が動かなくなって来た・・・。

「大丈夫ですか?ヨーコ様・・・」

うう・・・。

大丈夫とは言えない。

いつもは言えるんだけど・・・。

さすがに・・・寒すぎる・・・。

私だって、我慢出来る事と出来ない事もあるのよ。

「ん?なんや?洞窟があるで?」

・・・え?

どうもロボが見つけたみたい。

「とりあえず・・・入ってみましょう」

このまま外を歩くのは無理だわ・・・。

うん。

そうしよう。

なんとか洞窟の中に入る。

「ここは・・・」

かなり奥が深い。

先が見えない・・・。

このまま入っても大丈夫なのかしら・・・。

不安げに見守るのはフェアもユニコも同じ。

だけど・・・。

このまま外に戻るってのは無理だし・・・。

この中がどうなってるのか知らないけど、ここを進む方がマシかもしれない。

私は意を決して中を進む。

当然・・・中へ進めば進むほど暗くなって来る。

どうしよう・・・。

「わいに任せんかい」

えっ・・・?

ロボの目が光る!

・・・本当・・・便利だわ。

これで先も見えるわ。


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