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よろず屋 -無い物は-  作者: 幹藤 あさ
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8話

余裕がないのは、むつだけではなく颯介と狛犬もだろう。疲れを見せない颯介ではあるが、流石に大量の亡者を相手にするのも疲れてきたのだろう。足元に絡み付かれ、身動きが取れないようになっている。狛犬も散々動き回り、バテてきているのか、舌を出してはっはっと息をついている。


3人での久し振りの仕事だから楽しみだと言っていたが、今はもう楽しくも何ともない。この状況を打破する何かが欲しくて仕方ない。せめて、祐斗が戻ってきてくれたらとむつも颯介も強く思っていた。


女じりじりと寄ってくると、むつは距離を置こうと、同じくじりじりと後退させられていく。とんっとかかとが、何かに触れた。ちらっと見てみると、もう地蔵の台座に足が触れていて、これ以上は下がる事が出来ない。どうしようかと思っていると、また尻のポケットで携帯が鳴った。何て空気を読めないやつなんだと舌打ちをしたが、取り出して相手を確認する事はなかった。

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