3話 めざめ ☆☆☆☆☆
エロ度★★★★★
読み飛ばしてもらっても今後のストーリーに大きな影響はありません。
店を出るふたり。階段にも明かりが灯り、地上に出ると辺りは暗くなりネオンサインに変わる。
念の為、辺りを見て知り合いに出会わないか確認。
スーツの裾をクイクイと引っ張られ目を向けると。
レン「ねぇ行こ。あまりお金ないんだよね。安いホテルにしとく?」
ヒロ「どこでも」
レン「わかった。手を繋いでもいい?」
ヒロ「どうぞ」
ぶらんと下がった手にレンの細く冷たい指が絡む。
ヒロ「柔らか」
レン「ん?なんて?」
ヒロ「いや」
女性の手かと思うほど。緊張が解けていくのがわかる。
レン「ホント大きいよね」
ヒロ「え?手を握っただけでわかるんですか?」
レン「ん?あははは。見ればわかるじゃないですか。それともコッチだと思った?」
上からポンポンと軽く触る。
ヒロ「いや。ああ。恥ずかしい」
軽く腰が引ける。
レン「否定しないんだ。なんか燃えてきた」
ヒロ「萌?可愛くないですよ」
レン「ふふふ。あそこですよ」
ホテルを反対の手で指さす。
ヒロ「はい。心変わりはありません。行きましょう」
一言一言に面白さがあり、つないだ手を振りホテルに入る。
部屋の写真があるパネルをレンが指さすとボタンをヒロが押す。
エレベーターに乗り2人きり。狭い。緊張し上を見る。乗車人数最大4人とある。あと2人乗ってきたら重なってしまう。そう思うと緊張の中に「それってなんかエロいな」。緊張しながらもどことなく下心が芽生える。ただ、なにかされるかもと緊張してると階に到着。僅かな時間で頭を多くの言葉が駆け巡る。エレベーターから降りる時に左右を確かめて部屋へ。極力人に会いたくない。まるで、初めて利用するラブホのようだ。
部屋に入りオーソドックスな部屋とベッド。
ヒロ「先にシャワー浴びるよ」
一言言うと脱ぎ全裸になる。シャワーを出す。水圧が高い。肌がヒリヒリする。
鏡に向かい自己暗示をかける。
宏一 [これから俺は男に抱かれるんだ。俺はオンナに。俺はオンナに]
ガチャ
レン「汗流せた?まだならボクがやってあげるよ」
入って来た。まったく気づかなかった。
レン「緊張するよね。いいよ。身体も頭も洗ってあげる。座って」
言われるまま座る。
レン「背が高いね。ボクじゃ立ったままだと頭届かないよ」
ヒロ「そうだね。お願いします」
レン「はーい」
レンの姿を見ようと鏡を見るが、湯けむりでボヤけて見えない。
細い指で身体を洗ってくれる。心地よい。
ヒロ「はぁあああ」
レン「気持ちいいの?」
ヒロ「ええ。ふぅ」
レン「すごく大きいんですね」
手が前にまわり両手で触る。
ヒロ「へ?あっ」
レン「これは凶器だね。今までどれだけの女性を泣かせたんですか?でも今日は使いませんよ」
ヒロ「あ。ああ」
パッと放す。少し天井を向く。
レン「じゃあ立ってください」
言われるまま立つ。
レン「そっちも立ってますね。かわいい」
ヒロ「かわいくないです」
レン「前を先に洗いましょうね。ほらキレイキレイ。カリ首の汚れがなくてキレイでちゅね」
ヒロの分身と会話をするように洗い上げる。
非常に恥ずかしい。
レン「最初ですから手伝いますね。男同士の時はこうするんです。ちょっと前かがみになってもらえます?」
タイルに両手をつき足を少し広げ腰を突き出す。
レン「シャワーヘッドを外して」
あてがう。
ヒロ「あっ入って来る」
レン「勘違いしないでね。金具は入れないからね。水圧だけだからね」
宏一 [違うんだ!?]
レン「ここで出さないでくださいね。汚してホテルの人に悪いし臭っちゃうので」
我慢。お腹がたぽたぽ。
ヒロ「んああ。あの。お手洗いに」
レン「はいどうぞ。ちょっと待って。下半身だけ拭きましょうね。気持ち悪いでしょうし」
慣れた手つきで軽く下半身を拭き上げる。便座につくお尻は念入りに。
その間も必死に肛門を閉める。少しの時間をかけることで腸の中をより一層キレイに。
トイレに直行。
その間、レンも身体を洗う。音は聞こえない。
ヒロ「あの。遅くなりました」
レン「本当はもう1・2回やった方がいいですが、今はお尻を洗って出ましょ」
ヒロ「あの。レンくんのは」
レン「先に洗いました。触りたかったですか?」
ヒロ「あっぅ。いや。あの」
レン「良いですよ。無理しないで。今日はヒロさんのデビューなんですから」
シャワーヘッドは付け直して戻してある。体が冷えないようにシャワーを背中中心に掛けその流れ落ちる湯で、お尻を突き出させ円を描くように洗う。肛門は外側をそっと、表面だけを拭うように。
ヒロ「あっ」
言葉に触れずそのままヒロの身体全体を洗い上げる。
身体を拭きベッドへ。
ヒロ「あの。よろしくお願いします」
レン「はい。温まったことで緊張もほぐれたんじゃないですか」
うつむく。
レン「最初は顔が見えない方が良いですよね」
言われるままベッドに四つん這いになりうつ伏せ。
無防備に放り出た足を触れるか触れないかの手で撫でる。
もぞもぞとした目に見えない動きに、自然と腰が浮き上がる。
両手でゆっくりと膝裏から太もも。そしてお尻を丸く撫でる。
枕に顔を埋めてるため見えないが、想像で天井から見る。
その様子に、恥ずかしくなり体が熱くなる。
くすぐったく、お尻を左右に振り逃げようとすると、両手でガチんと固定すると再度お尻を撫でる。
レン「気持ちいいんだね。ここからどうなると思う?」
鼻息がお尻にかかる。何が始まるのかわからない。ムクムクと膨張。
レン「期待してるんだね。どんどん大きくなってくよ」
以前N嬢に人肌のローションを思い出す。
レン「ん。んん。んふぅ」
予想外のことに胸が高鳴る。
レン「ん。んん。んっ!」
ヒロ「な。なにを」
レン「ん。んん。ぷはぁ」
ヒロ「汚いです」
レン「ちょっと苦いけど、ヒロくんの味がする。とってもキレイで美味しい」
ヒロ「苦っ?美味しい?やめてください」
レン「ダメでーす。ちゃんと慣らさないと傷ついちゃいますぅ」
ヒロ「せめて、ローションで」
レン「ダメでーす。ボクは気に入った人には必ずするんですぅ」
枕に顔を突っ伏してモガモガ言いながら拒否する。
レン「指が入って行くのが分かります?3本入るまでゆっくり慣らしましょうね」
風俗では、ローションを使い細いのを使っていたが。
レン「すごい。もう2本も入りましたよ。早いですよ。素質ありますよ」
嬉しそうに話す。
2本目からわかっていた。2本の指で上下にバタ足のように。時々、指を開くと違う感覚。
宏一 [素質って。AVみたいなことを本当に言う人いるのか]
レン「少し乾いてきましたね」
ヌルイのが垂れる。ようやくローションの出番か。
レン「今、ローションだと思ったでしょ。残念。ボクの体液でした」
体液の意味がわからない。どういうことなのか。頭の中が混乱しだす。
枕に突っ伏しすぎて息がもたず顔を横に出したところへ。
ヒロ「むぐっ。ん。んんん。んはぁ」
レンからのキス。
レン「驚いた?あー。お尻の後だから嫌かな。ごめんね」
嬉しくなりレンとひとつになれた気がした。
レンとのファーストキスで期待度が跳ね上がる。
自分の尻の穴を舐められたその口と舌でキス。気持ち悪いどころか胸がときめく。
レン「だんだん慣れてきたね。ヒロくんもコッチも」
気付くと指が3本入っていた。入っていた指を見せつける。
途端に恥ずかしくなる。
ゴムを着ける音がする。
パチン
レン「男同士でも使うんだよ。妊娠するしないじゃなくてセーフティーで居たいでしょ」
ヒロ「あの。このままでいいんですか?」
レン「ん?いいよ。緊張してるようだし。それにボクのを知って欲しいんだ。合うといいね」
ピタっと密着。
レン「3本入ったけど痛かったり苦しかったら言ってね」
ゆっくりと割って広げるように入って来る。とても優しく無理にということもなく侵入していく。
レン「全部入ったよ。痛くない?無理しないでね」
何も考えられない。頭が真っ白に。息がしづらい。苦しい。
レン「しばらくこのままが良いかな」
返事ができないくらいゴム越しの熱さを内壁から感じる。
宏一 [こんな熱いのが入ったなんて。生だったら火傷しそうだ。そうだ返事しなきゃ]
ヒロ「ゆっくり。で。いいの。で。あっ!!はぁ」
中が膨張したのを感じとり思わず声が出にくくなる。
レン「ゆっくり動かすよ。息を合わせると楽になるよ」
前後に動くのが分かる。
宏一 [とうとう見た目も男の男に抱かれてる]
レン「ん!んん!んふん!」
声を聞かれたくない。息も絶え絶えながら枕に再度突っ伏す。
レン「声を殺すと。ン。締まる!もっとってことだね。わかったもう我慢しないよ!」
動きが速くなる。
必死に押し殺すため枕はビチャビチャに。そのヨダレに口も鼻も覆われ溺れそう。
レン「ああダメだ。もう耐えられない!ごめん。もう無理!」
そういうと、ヒロの中で何かが弾けた。
強く目をつぶっていたからか目の前がチカチカする。星が飛ぶ。
レン「ヒロくんもイケたんだね。ボクたち相性イイよ。ねぇ。ねぇもう1回いい?いいよね。ごめん!」
なぜゴメンと言われたのか分からないまま目の前の星に頭はパニック。
気づくと気を失っていた。枕のヨダレで溺れてしまい失神してしまった。
夢み心地が良い。風俗でもここまで心地よかったことはない。初めて男と寝たのに満足感がある。ゆっくり目を開くと見慣れない天井が見える。レンはどこだろうと左に向くとキレイなまつ毛が見える。レンは眠っている。
宏一 [そうか。レンも気持ちよかったんだ。嬉しいな]
4話は、28日です。良かったらまた見てくださいね




