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誇り

ローネちゃんは、赤髪ツインテだと思います。どう思います?

「クルト少尉!無礼ですよ!マリー様とお呼びしなさい」


「言ってる場合か。クルト!港まで戻るには陸軍が攻撃している市街地を通らなければならないぞ!」


「分かってる!俺達でマリーを守りながらフィーアへ向かおう」


ローネ少尉はやれやれと肩を竦めながら提案する。


「仕方ないですね私が先陣をきります。あなた方2人は命に代えてでもマリー様を守って下さい」


「おいおい、王城での戦いであれ程危なっかしかったのに大丈夫か?」


ラースの言葉にローネ少尉はムッとした表情で言い返す。


「あ、あの時はたまたま体調が優れなかったからで…。本来の私はもっと凄いんですからね!」


「なあラース、何か武器になりそうなものはないか?」


ローネ少尉だけで数の多い陸軍を対処することは出来ないだろう。俺も腹をくくらねばなるまい。


「私一人でも戦えます!私は近衛なんです!」


ローネ少尉は近衛であることを人一倍誇りに感じているように思える。王城での失態でプライドが傷付き汚名返上したいのだろう。

ここは、彼女の力量を褒めた上で話してみるか。


「俺も一緒に戦う。ローネ少尉の近衛としての力量は信頼している。だが、一人で対処出来ない程敵が多い可能性がある。俺に援護させて欲しいんだ」


「そ、そうですか。分かればいいのです!。くれぐれも足を引っ張らないで下さいね」


ちょろい。何やらそっぽを向き嬉しそうな顔をし始めたローネ少尉を横目に俺はラースから大型のレンチを受け取る。


「これぐらいしかないな」


「いや、何も持っていないよりマシだ。ありがとなラース。時間が無い。行こうフィーアへ」


俺達は町はずれにある燃料庫からアンホルト港を目指して駆け出した。


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