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出会いと別れ

ついにヒロイン登場といったところです お待たせしました!

「どうやらこちらには司令はいないようだな」


「王城の内部に詳しい奴が一人も居ないないのだからしょうがない。迷子にならないように探索をするので精一杯だよな」


「道中ヘイルダムの負傷者を数名救助したが、話せる状態の者が全くいなかったしな。ペタス司令達はもっと王城の奥へ突入して行ったのかもしれん」


「クルト、そろそろ時間的にも引き揚げの頃合いだ。撤収するか?」


「そうだな、これ以上時間を掛けるとフィーアも危ないだろう。最後にこの先のエリアを探索してから撤収としよう。この先は…中庭か」


「えらく綺麗な場所に出たな」


中庭の中央には噴水が設置されており、その周囲を色とりどりの花々が囲んでいた。


「クルト、誰かこっちに来るみたいだぞ」


「陸軍の奴らかもしれない。総員構え!」


「撃つな!私は味方だ!」


女の声が響く。その声の後、中庭奥から両手を挙げた陸軍服の女が出てきた。


「海軍陸戦隊とお見受けするが相違ないか?」


「確かに我々は海軍陸戦隊だが、貴方は?見たところ陸軍士官のようだが、味方とはどういう意味だ」


「故あって陸軍服を着ていますが私は近衛騎士団所属の少尉。名はローネと言います」


「貴方が近衛兵であるという証拠は?」


「この剣では不十分ですか?」


ローネは剣の鞘を少しだけ持ち上げる。


「戦死した近衛兵から奪うことも出来る。他に証明出来るものはないのか?」


ラースがそう言うと、ローネは振り向き声を掛ける


「レナート様、この者たちが例の艦の陸戦隊の様です」


その言葉の後に中庭奥からレナートと少女が現れる。


「レナート…。近衛騎士団副隊長のレナートその人なのか?」


「初めまして、王国海軍の中尉殿。如何にも私が近衛騎士団副隊長のレナートです。以後お見知りおきを」


「あの…えっと、初めまして。王立海軍中尉のクルトです」


「同じく王立海軍中尉のラースです!近衛騎士団副団長にお会いできるなんて光栄です。是非サインを」


「離れろ貴様、レナート様に近づき過ぎだぞ!」


「ローネ、止めなさい。これからお世話になる方に失礼のないようにしなさい」


「レナート副団長、これからお世話になるとは一体?」


「海軍の方々に折り入って頼みがあるのです。内容としては、これから王城を脱出するにあたり我々をあの接舷している艦に乗船させて頂きたいのです」


「今は緊急事態ですので乗船は問題ないと思われますが、あの艦は少々特殊でして、私の一存では決めることが出来ないのです。つきましてはレナート副団長、我々の艦長とお話し頂く形でもよろしいでしょうか?」


「その条件で問題ありません。お願いします」


「ところで副団長、横にいる少女は何者なのでしょう?」


ラースの言葉に副団長は即答せず、少し間をおいて口を開いた。


「この少女は本日王城を訪れていた貴族のご令嬢の方です。王城からの脱出路確認の際に保護しました。大変高名な家柄のご出身である為、粗相のないようにご配慮をお願いします」


「了解しました。時間がありません。直ちに艦に向かいましょう」


クルト達は急ぎ、突入してきた城壁まで戻る。


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