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山岳戦

銃が主流の時代ですが、近衛は剣とかを使って戦う、忍者侍みたいな、超人揃いです

「皆さん何でそんな笑顔で…。死ぬかもしれないんですよ!」


「ミア、何をしている。行くぞ」


「団長!こんなのって…」


「ミア!我々の目的は何だ!」


「それは…国王陛下と…皇女殿下を…保護して…王都から脱出する事…」


「そうだ!決してその目的を忘れるな。騎乗すると敵に見つかる。走るぞ」


「…承知…皆さんご武運を…」


団長とミアは陸軍の部隊がいる森と反対の方向へ駆け出す。

姿が見えなくなり、残ったのは近衛団員3名のみとなった。

「行ってしまいましたね…」


「死にたくねえなぁ。誰だよ我々に任せてとか言ったやつは」


「お前だろ。まあ俺も死にたくはないが、この3人で残るのは賛成だ」


「団長がここで足止めされては敵の思う壺ですからね」


「ミアちゃんもまだ近衛に入隊して2年くらいで、まだこういう状況には慣れてないだろうしな」


「それに、あの気の強いミアちゃんの涙目が見れただけでも死地に残った甲斐はあっただろ」


「まあそういうことだ。ほれ敵さんが撃ってきたぞ撃ち返せ」


「やれやれ状況は絶望的だし、中立国である祖国の地で実戦をするとは思っていなかったなぁ。」


「ボヤくなよ。いつも戦いたいとか言ってたじゃねえか」


「やはり小型銃だけではキツイですね…」


「敵の懐に入って近接戦闘でなら」


「俺が切り込む。後方で援護を頼む」


「承知」


私は団長に手を引かれ、ひたすら走っていた。背後から鳴り響く銃声が徐々に遠ざかっていく。戻って加勢しに行きたい気持ちを必死にこらえる。


「この近くに農場があったはずだ。そこで馬を借りて急ぎ王城へ向かうぞ」


「団長…私は…」


「ミア、あいつらは覚悟を決めてあの場に残った。俺達はそれに応える為、必ず国王陛下と皇女殿下を救出せねばならない。お前も覚悟を決めるんだ」


「……はい」


それから20分程走り農場へ辿り着いた。団長が出てきた老夫婦に自分たちが近衛であることと馬を借りたい旨を告げると、喜んで馬を貸してくれた。

「ミア、先程の森を迂回して王城へ向かう。時間がない飛ばすぞ」


「承知」


団長と私は急いで王城へ向かう。


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