表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
公爵家に嫁ぎます  作者: 牡丹


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
3/4

働きます


このままとんずらしたいリリアーナだが、王命もあるのでそうも言ってられないのだ。


2度目の門前払いを受けたので、ルーズベルト領の騎士が務める詰所に行くことにした。


詰所の窓口のカウンターで話を聞こうと、受付の女性に声をかける。


「入団したいのですが、」


「申し訳ありません。今期の入団は終わりました。仕事が欲しいのであれば、冒険者ギルドに行ってください。」


「いえ、こちらの書類を団長に見て頂きたいので、団長にお願いいたします。」


「こちらでは対応しておりません。少なくともあなたでは入団できないですよ。土地柄仕事は沢山あるのでギルドへ行ってください。ファンレターや要望書は隣りのカウンターでお願いします。」


たんたんと答える女性に、リリアーナっ深くため息をつき、外で待つハクのところへ向かった。





「ハク、また門前払いだよ〜。ギルドへ行けって。王都の書類はファンレターなんだって。」


「ふぁんれたー?なんでもいいが、これからどうするんだ。」


「ギルドで働くだけでしょうね。潜り込むかどうするか、だね。」


「そうか、それより腹が減ったぞ。」


鼻をくんくんと動かす。


騎士団詰所から下って行くとある、市場に釘付けのハクであった。




リリアーナは知らない。

細身で小柄で、短髪に大きい瞳の少女。

田舎から出てきた、小汚いような、貧乏そうな雰囲気の少女にしか見えないのである。


特別部隊の団員だなんて何処をどう見ればいいのか。

公爵家に嫁ぐご令嬢にどうしたら見えるのか。

ケモノと一緒にひとりで嫁ぐ令嬢はいないのだ。


特別部隊員はこれが普通であった。

実力者の変人の集まりでもある。





「ハク!

どこも門前払いだもん、たまった休暇消化して、美味しいのいっぱい食べよね。

魔物のお肉いっぱいあるから、焼き肉に丼にしゃぶしゃぶ…」


「それは!うまそうな響きだな。

早く乗れ!

行くぞ!」


リリアーナは前世持ちでもあった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ