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移ろいの木漏れ日と微風  作者: まりちゃんとだんな


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第六話 飛び降りる二人

その後、リルシリスとヤーンは街から離れた海沿いの崖に来ていた。


ヤーン「で、このロープをどうするんだ?」


リルシリス「片方を、そこの木に巻き付けて結ぶんだ」


ヤーンは言われた通りにする。


ヤーン「こうか?」


リルシリス「そうだ」


ヤーンはロープのもう片方を持つ。


ヤーン「こっちは?」


リルシリス「こっちは二人合わせて腰に巻き付けて縛るんだよ」


ヤーンは驚いてリルシリスに言う。


ヤーン「お前、そういう趣味が!?」


リルシリス「んな訳ないだろ!命綱だ!」


ヤーンはガッカリして言う。


ヤーン「だろうと思った。これ付けて、そっから飛び降りるんだろ?命がいくらあっても足りないっての」


リルシリス「いいから、さっさとしろ」


二人の腹に一本のロープを巻き付けて硬く縛る。


リルシリス「良し!じゃあ、行くぞ」


ヤーン「ま、待て!まだ心の準備が出来てない!」


リルシリス「大丈夫だ、何とかなる、行くぞ!」


リルシリスはヤーンを押して一緒に崖から飛び降りた。


ヤーン「わああああ!」

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