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移ろいの木漏れ日と微風  作者: まりちゃんとだんな


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第十七話 元の世界へ

リシリスの住む世界で、命の水を手に入れたリルシリスとヤーンは、一旦自分達の世界へと戻る事になった。


リシリス「私もご一緒させてください!」


リルシリス「いいよ、一緒に行こう」


ヤーン「本気か!?リシリスにも、あの崖から飛び降りさせるっていうのか?」


リルシリス「二人でも三人でも同じだろ」


リルシリスは続きをヤーンだけに小声で話す。


リルシリス「それに大体お前の方が一緒に居たいんじゃないのか?ん?」


ヤーン「お、お前、俺の心が読めるのか?」


リルシリス「フンッ!まあな」


リルシリスはリシリスに向き直り話しかける。


リルシリス「リシリス、光の扉のある所に案内してもらえる?」


リシリス「はい、分かりました。こちらですよ」


リシリスの後にリルシリスとヤーンはついていく。


しばらく草むらを歩いて行くと、光輝く扉が現れた。


リシリス「此れの事ですよね?」


ヤーン「間違いない、此れを潜ったら元の世界へ戻ったんだ」


リルシリス「よし、じゃあ行ってみよう」


リルシリスは光の扉を潜る。


続けてリシリスも潜って行った。


そしてヤーンも二人の後を追った。


そこは、辺り一面の草原だった。


遠くに大樹があった。


三人は其処を目指し歩いて行く。


草をかき分けて歩きづらい道無き道を進んで行く。


そしてたどり着いた大樹を見てリルシリスは、久しぶりに我が家に帰宅した様な安堵感と喜びに満ちた。


リルシリスの、いつもの憩いの場所だった。


リシリス「私の家の大樹と同じですね」


リルシリス「多分同じような世界なんだよ、少しだけ違うみたいだけど」


しばらく大樹の根元で休むと、三人は街の教会に向かい歩き出した。

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