第十三話 歩きながら
大樹の枝に設置してある、リシリスの家に向かう途中、リルシリスは先程の占いの結果について考えていた。
リルシリス『私とリシリスのどっちが牧師様とで、どっちがコイツとなんだ?』
後ろからついてくるヤーンを尻目にリルシリスはリシリスに話しかける。
リルシリス「リシリスってもしかして、さっきの牧師様の事が?…」
リシリスは少し照れながら答える。
リシリス「お、お慕いしております!」
リルシリスはその言葉を聞き唖然とした。
リルシリス『じゃあ、私の未来の相手って…まさか…』
リシリス「リルシリスさんとヤーンさんのご関係ってやっぱり恋人同士とかなんですか?」
リルシリス「じ、冗談じゃない!わ、私とアイツはそんな関係なんかじゃないわよ!もう少し人を見る目ってのはあるわよ」
リシリス「そうなんですか?私には何となくお二人の仲が良さそうに見えたんですけど」
リシリスの発言にリルシリスは驚いた。
リルシリス「まあ、アイツも悪い奴じゃ無いんだけど、なんて言うか、変な話私好みでは無い」
リシリス「では、お二人はお付き合いされてる訳ではないのですね?」
リルシリス「うん」
リシリス「それじゃあ、ヤーンさんって他に好きな人とかいらっしゃるのでしょうかね?」
リルシリス「そんな話した事ないから分からないけど…」
話をしているうちに、大樹にあるリシリスの家の傍に着いた。




