第十三話、大量の殺人による恐怖に巻かれているが勇者のせいで巻き込まれたがどうすればいいと思う?(後編)
通常運行です!!楽しんで下さい。
まあ、ともかく、シャドーウルフという弱い訳がない名前をしている狼に喧嘩を売りに行くわけだが、さっき覚えたスキルも都合よく使えない。
「なあ、イポクリタ。」
「どうしたんです?『冤糸』見たくなったんです?」
それも欲しいけど自分は出してる人じゃないから効果0、俺が欲しいのは
「『鋼糸』くれ、それもとびきり長い奴。」
「『鋼糸』ですか・・・なんであれなんですか?」
「俺、今さっき凄く良い罠を思いついた訳なんだわ、つまりくれ。」
「ちょっと何言ってるか良く分かりませんね、『鋼糸』と言ってもシャドーウルフを10秒くらいしか足止め出来ないですよ?」
十分すぎるな。
「あんたにとっちゃ短いかもだが十分中の十分なんだな。」
「分かりました、じゃあ差し上げます。」
よっしゃ!!
「ありがとう、今度なんか臨時収入あったら飯奢るよ。」
「そうですか、ありがとうございます、でも、そんなことされなくても大丈夫って言うか・・・」
こいつ高難度クエスト受けてもクリアできるからそんなの要らないのか・・・自分としたことが。
「ともかく、俺は森に行く。」
「え?あ、はい、ご武運を。」
・・・その前に。
「矢は出来た?」
「おう、出来たぞ、思いの外簡単だったよ。」
流石だな。
「ありがとう、じゃあお代は?」
「え?まあ要らない、なんか作ったら何故か止まってた『鍛冶レベル』が上がったから。」
太っ腹!!
「ありがと、俺金欠だったから。」
「お、おう、そんじゃあな。」
・・・まだまだ行く所はある。
「すいませーん、油か炎耐性を下げるポーションある?」
「あるよ、そもそも何に使うの?恨んでる奴の家でも燃やすの?」
「違う、でもくれ。」
「まいどあり略してまいあ、300カリンね。」
思ったより安い、出費がいつもより少ない!!
「はい、釣りは要らねえ。」
「はい、お会計丁度ね、また来てねー。」
さあ、いよいよ行くことになってしまった。
「イポクリタ。」
「さっきから私にずっと、なんなんです?」
「いや、そのさあ、回復のポーション売ってなかったからくれるか何処に売ってるか教えて。」
食われるのはひとたまりもない、腕噛まれたら正直に腕を剣で切って走って逃げながらポーション飲むと言う馬鹿みたいなことしないといけないから。
「教会。」
「探した、売り切れ。」
行ってないけど並んでたから諦めた。
「じゃあ魔道具店。」
「高すぎ、高杉良助君だよ。」
「じゃあもうこの『薬糸』でも持って行って下さい、細切れで何本かあげますね、このポシェットにでも入れればいいんじゃないですか?」
「じゃあそれ宜しく。」
サポートする側とされる側ってのは持ちつつ持たれつつなんだな。
「ありが、じゃあ本当の本当に行ってくる。」
「はい、じゃあちょっと来てください。」
「何する気だ?財布を奪うのか??残念だが金欠だぞ?」
「何言ってるんですか、呪いって奴ですよ。」
金ないの以外は嘘だから本気で受け止められると困るんですが。
「じゃあ行きますよ?太陽と月があなたを見捨てないように。はい、終わりました。」
良い言葉だな。
「ありがと。」
・・・勿論あそこまでやっておいて居ない訳のないので今いるのは森の中。
「シャドーウルフとか言うのが来ないうちに。」
寝床と思われる場所の近くに大量の草結びのワイヤー版を作りまくっている、普通の矢もある、何がしたいか、それはだな。
「あ゛あ゛あ゛、俺のお゛ぉぉ、大切の人の仇いぃぃぃ」
大切な人死んでないけど。
「グウゥゥ、ガウ。」
本当に来た、じゃあ後は龍舞だな、ちょっとずつ地道に切りつけて行くしかないか・・・めんどくせー
「アウ?ウアア」
今流しているのは、かの有名な曲だ。
「ウアア?ウイアー。」
完全に混乱してる!!当然だけど。
「バドッ」
コケた。
「あの糸引っ張ってやるよ、固定してから切り刻んで弱体化させた後、あいつに全部丸投げだああ。」
「ガッ、パキャッ」
硬すぎ、剣折れたんだけど。
「ウ゛ウ、ア゛アアア」
「すいませんでしたあああああ。」
俺は、人生で出した速さの最速だと思われる速度で走った。
「・・・その、掛ける言葉も無いって言うか、まだ2時間しか経ってませんよ?」
「そうは言うけどな、剣が折れたんだよ、この通り、ちょっと前に買ったばかりなのに。」
「そりゃそうでしょ、シャドーウルフは中堅の登竜門と言われており、その名は伊達じゃなく物理防御力は狼系統でも上位に君臨し、剣士殺しと言われていて。」
なるほど、勝ち目0だった訳なんだな。
「剣士ですらない俺が挑んで勝てるわけないんだな、イポクリタ、あんたは倒してくれるのか?」
「気が向いたらやろうと思ってみます。」
怠けるなよ、俺が言えないけど。
「じゃあ俺がどうしても無理なら言うよ、金山分けしてくれたりは。」
「無いですね、自分が倒したんですから、パーティと自分で使います。」
そらそうか。
「そもそも、あんた剣士っぽいのに倒せるの?」
「馬鹿言わないでください、ギルドで合計ステータスが高い私を舐めないで貰えます?魔法だってお手の物ですよ?楽勝ですよ、ら・く・しょ・う。」
才能あるやつてのは良いな。
「お前が倒せることはよーく分かった。」
「はあ、ともかく、やれるとこまでやってみたらどうです?」
「何度もやってる、死んでない程度で頑張ってるから安心して~。」
・・・本日二度目のイン・ザ・フォレスト。
「おーい、俺の腕あげるから出てこい、出ないとぶった切るぞ?」
「なあ、あんた、いい加減自分の心身を大切にしてみればどうだ?」
喋った!!
「し、喋れんだな。」
「当たり前だ、狼のような声も、もう飽きたんだよ。」
「意味深な伏線がありそうな事言ってたけど何なの?怖いって、オカルトは御免だぞ?」
「俺は、あんたに何度も燃やされ、火傷を負って、お前を殺すが、最後青年にぶった切られるのをずっと過ごした。」
え?怖いって。
「冗談はこの世界の難易度だけにしてくれよ。」
「冗談をわざわざ生死を掛けたこの時に言うと思うか?」
どうやら本気で言ってるぞこいつ。
「あのなあ、最初に言ってた心身大切にしろってどういう事だ?」
「お前、さっき言ってた『俺の腕あげるから出てこい』って言ってただろ?」
「それがどうかしたのか?」
「普通に可笑しいだろ、噛まれたら腕切って遠くに投げるとか、あの場面を一回体験してるがその後俺が嚙みついたらお前は腕を切って投げた、正気の沙汰とは思えない。」
「俺の故郷の国の熊は、自分の物と判断されれば終わりだと思った方が良いとよく聞いたぞ?」
「俺は狼であって熊ではない、そもそも、何度この状況になっても気にならないのか?」
「え?何が?」
強いて言うならこの状況とそれにになんやかんや瞬時に適応して話してる自分だな。
「俺が何故、何度も試行回数を踏んだような事を言ってるのか。」
「理由は一つ、こういうのって、こういう世界の定番だから、二つ、妄言としか思えないから、三つ、知った所で何に利用できるか、あんたの専売特許の可能性だってあるから左程興味がない、それだけ。」
「この世界に転生しても人とは限らない、人に転生したあんたはラッキーだよ。」
「あんた転生者なんだな、あんたの能力は何か知らないがラッキーだと思うなら俺とあんたで変わってほしい、苦労してないのにそんだけ強いんだろ?」
「苦労してない?何言ってんだ?俺が何度死ぬ恐怖に駆られたと?」
「死んでるならもう居ないでくれ。」
「そう怒るな、ちょっと興味が湧いてるんでな、あの青年とお前は仲が良さそうだから。」
「どおりでずっと襲ってこなかったんだな、この世界に合わないと思ったら。」
「今、お前の剣は折れてるだろ?」
「何か問題でも?」
「命と、情報を渡す、どっちが良い?」
魔王みたいな事聞くじゃん、でもこいつは交渉をする相手を間違えた、今!!失われて小説やアニメで言う死に設定みたいな物になった東大主席の専務の鮮やかな交渉術、見せてやるよ!!
はいどうも、何というか最近忙しい明太猫です。どうにかこうにか二日で書き終える事が出来ましたが、予定が明日からびっしりですよ、会社でも色々だし、まあそんな訳です。偏見過ぎてアンチついても仕方ないかも知れませんが残酷な作品を書く人はサイコパスなのではなかろうか、つまり、そういう描写が少なめな作品を書くそれ以外の作家さんや私は健全な人間なのでは?という事です。前置きが長くなってすいません、この小説を読んで頂きありがとうございます。最近言ってなかった事もついでに、できれば家族や友達、同僚などにも進めて下さい、星やコメントもつけて頂くと幸いです。重要なのでもう一度、この作品を読んでくれてありがとうございます。




