第十一話、クエストを受注しようにも、自分の弱さが拒絶するが、どうすればいいと思う?
残酷な描写アリだヨでも残酷系好きな人はきたいしないでネ
それでもよかったら小説楽しんでネ
最近、この世界に来た当初と比べて、武器も新調したし、レベルも上昇しているから、もう準備しなくても、あのゴブリンくらいなら倒せるんではなかろうか。
・・・「というわけで、クエスト受注しようと思ってるんですよ。」
「本当に大丈夫なんですか?戦力にならな・・・とにかく人が死ぬのはちょっとねえ。」
「大丈夫ですよ、ゴブリンのクエストですよ。」
「ゴブリン?そんなもの今の季節巣穴に籠ってて狩れないですよ?」
ゴブリンに季節とかあるのかよ、じゃあどうすればいいんだ、この時期に転生した転生者は。
「じゃあもうテキトーに簡単なクエストでもないんですか?」
「いや、その、無いことは無いんですけどね、本当に良いんですか?」
「別にいいですって。」
この人俺にどんだけ信用ないんだよ。
「しょうがないですねえ、じゃあ最近増えたクラウンウルフでも。」
「無理です、なんですかそれ、ダンジョンの中ボスみたいな名前の狼と張り合えって言うんですか?」
「クラウンウルフは冠種と無冠種が居ましてですね、冠種は縄張りで一番強い狼の鬣が王冠に見える事からクラウンウルフですけど無冠種の弱い個体の場合、なりたての冒険者一人で倒せるほど弱く。」
「じゃあ聞きます、強い種類とかどうなんですか?」
ゴブリンだって序盤ダンジョンはデケぇゴブリンがボス務めてたりするんだよ
「それは・・・その、中級のパーティでも崩壊の可能性があってですね・・・」
「ほら見たことか!!じゃあ仲間呼ばれたら終りじゃねえか!!」
「・・・はぁ、チッ。」
「聞こえてるぞ、安全だったら何でもいいから。」
そんな美味しい仕事だったらすぐ消えてもおかしくないけどな、人間なんでも楽出来るんだったらそっちを選ぶ、人情って奴だ。
「だったら・・・もう普通に増えすぎてる巣に入り切れてないゴブリンでも倒しておいてください。」
っしゃ来た、こういうのを求めていたんだ、最初は負けたけど今は違うってことだ。
「それでお願いします!!」
・・・時間が経って今いる場所は
「これは酷い怪我ですね、何したんですか?ちょっと強めの『ヒール』要りますね、酒場で暴れた高レベル冒険者の酔っ払いと喧嘩したんですか?それか強いモンスターとの戦闘とか・・・」
畜生、強いじゃねえか、なんなんだよ、季節外れだから弱くなってるんじゃないのか。
「・・・最初は、一匹のゴブリンに切りつけてちょっとだけ傷はついて、行けると思ったんですけど、反撃で足を折って、仲間呼ばれて袋叩きされてるのを命からがら逃げてきました。」
自分で言っておいて情けない、主人公最強系のアニメの主人公だったらゴブリンどころかさっき聞いたクラウンウルフの王冠種で強い個体すら楽勝なのに・・・
「ヒール掛けますね、動かないでください、ここ教会ですから回復効果上がるんですけどまだなったばかりの僧侶なので。」
大丈夫なのかよ。
『バルザム・ゲリゾン・ヒール』
呪文が長い、結構強い奴なんだな。
「お代は?」
「要らないですよそんなの、国からの補助金とか言うやつで払わなくても良いんです、ちなみにここの僧侶の大半はボランティアです。」
優しい奴らなんだな、飯とかどうやって食ってんだろ。
「ありがとうございます。」
「お大事に。」
俺は何故こうなったんだろう、思い返すと善戦だと思った俺が馬鹿だったかもしれない。
・・・これはちょっと前
「よっしゃ、最初のリベンジだ、どっからでもかかってこいやコラァァァァ」
「カサッ」
「ッ、そこにいるのかゴブリン、お前の短い人生も、俺の経験値として生きれるから安心しろおおおお」
「いぎゃあああ」
「ザンッ」
よし、まずちょっと肩に深めの傷が、これは行ける。
「助けてえええええ、助けて、ニンゲンに襲われてるー」
「誰も来ねえよ、冬眠中だからな、覚悟ぉぉおお」
勝ったな。
「うわああ」
「ゴガッ」
痛っ、顎を重いクソ棍棒でぶん殴られた。
「痛ってえな、だがお前はここで死ぬ!!」
「死にたくないーー」
それしか言ってねえな、仕方ないか、命懸けだもん。
「ガサッ」
ん?なんか聞こえた様な・・・
「おい、あそこに人がいる、助けの声の元に来たら人がゴブリンを倒そうとしている。」
まずい、一体でギリギリなのに複数来たらちょっとまずい
「ボギャッ」
気付くと、俺は地面に倒れていた、足を棍棒で思いっきり殴られたらしい、あと普通に折った。
「いるぞ、殺せ、殺すんだー」
ちょっとまって、聞いてない、それだけはちょっとまずい。
「ちょっと、タンマ、ブヘェ」
「ちょっとも結構もあるか、殺さなきゃ殺されるぞ」
待って、痛い、色々な所が痛い、足が脈打つような感じで痛みが走ってくる、あと棍棒で叩かれてノーマルで痛い。
「冒険者が来る前に殺るんだ」
怖い、ちょっとまって、そのセリフはやられるフラグだから。
「あっ、あそこに王冠種のクラウンウルフが!!」
出まかせ、振り向かなきゃ死ぬ、でも我ながら迫真の演技だ、大丈夫、多分!!
「えっ!!」
ありがとー、振り向いてくれた、あとは転がるだけ。
「うおおおおおおお」
・・・俺はごろんごろん転がり町に着いた。
「つ、着いた。」
「フォーアさん、何してるんですか?」
「あっ、い、イポクリタ、足折った、教会まで運んで。」
助け船って奴だな。
「一体何したんです?クラウンウルフの冠種とでもエンカウントしたんですか?」
「・・・今の季節で巣穴に入り込めてないゴブリンを、ボコボコにしようとしたら、助け呼ばれて、袋叩きにされて、骨折った、今ズキズキしてて痛い。」
「ご、ゴブリンに骨を折られるって・・・縛りあげられて木からつるされて、そこに50体のゴブリン入れられても傷1つ負わないと思いますけど・・・」
畜生、これだから選ばれし勇者様ってのは。
「じゃあ運んであげます、じっとしてくださいよ?」
「イポクリタ、あんたこのフォーアって人と仲いいの?魔法使いの私にしたら普通にこの人の魔法耐性も魔力量も恐らくめっちゃ低いよ?雑弱いよ?」
その言葉には慣れてるから良いんだけどね、もっと言い方考えてくれよ。
「イロッタ、何というかその、言い方を考えたらいいのに。」
「はあぃ。」
やる気ない生返事って奴だな。
「はい、着きました、教会です。」
早っ、今ちょっと会話してる間にもう着いた、そんなに近い場所じゃないのに、選ばれた勇者の名は伊達じゃなかったな。
「ありがとう。」
「どういたしまして。」
・・・という感じの経緯だったな、お礼言っておかないと。
「あっ、イポクリタ、さっきはありがとな。」
「ん?あ、フォーアさん、さっきがありすぎてちょっと。」
こいつ何したの?
「例えば?」
「道に迷った冒険者助けたり、ご老人の持ってる荷物を少し持ってあげたり、それこそさっきあった。」
「モンスターでピンチになってる冒険者助けた。」
すげえなこいつら。
「ちょっと、イロッタ、今言おうとしてただろ?」
「別にいいじゃん、何が悪いの?自分の評判上げたいの?イポクリタ、なんか言えば?」
こいつ人の善意に爆弾仕込んでるんじゃないよ、偽善でも普通の善意として受け取るから良いのに偽善って知らされたらちょっと嫌になるだろ。
「まあいいや、そんじゃあな・・・てかあの剣士は?」
「あぁ、フォーノンですか、確か武器の新調に行きました。」
「へえ、てか付いて行かなくていいのか?」
「フォーノンは一人が好きらしいので」
よくパーティに加入してもらえたな、マジでコイツ、アニメの主人公なんじゃねえのか?強すぎるから。
はい、どうも、最近伸び悩みだな、と思う機会が増えた、明太猫です。最近評価ポイントが付かない、なんでかな、とか思ったらPVとかUUは関係ないらしいので評価つけて頂いたらと思います。最近ですね、自分好きなゲームで連敗してへこんでるんですけど、やっぱり強いキャラの対策くらいした方が良いんですかねえ。まあともかく、この小説を読んで頂き、ありがとうございます!!




