第八話、魔王の軍勢に嫌がらせの力での弱体化を計画中だがどう思う?
プローグと同じく残酷な描写アリだヨでも残酷系好きな人はきたいしないでネ
それでもよかったら小説楽しんでネ
やっぱり、この世界で駆け出ししかいない街にも、魔王は大軍を送る。
「今年も来るのか・・・」
毎年同じように来ているようだな。
「こんな駆け出しの街にも魔王軍は来るんですね、なんでなんですか?」
意味は分からんでもない、半ば答え合わせ的な感じだ。
「当然だ、この街は冒険者を育てるところ、つまり、そこから強いやつが出て、手に負えなくなる前にさっさと弱いうちに潰しておく、まあそれだけだ。」
うちの会社でもよくやったキラー・アクイジションと似てるな、敵が出来そうなら育つ前に芽を摘んでしまえばいい、ただそれだけ、これは相手も分かっているっぽいな。
「なんで、何でこんな小さい街を潰すんだよ。」
よく聞く声の冒険者の弱音を聞いた、初めてじゃないが絶望感がいつもの倍じゃ足らないな。
「まあ頑張りましょうよ、相手だって準備はこの辺でする期間がある、その間、こっちも準備をすればいい、それだけじゃないですか。」
「お前は!!、お前は、戦わなくて済むからいいよな、毎回毎回、当然のように死者が出て、逃げる奴らと戦う奴らに分かれるんだよ、そこまで強くないやつも戦いに駆り出されて、もう無茶苦茶なんだよ、」
まあ当然だわな、強さが全然違う、毎回追い返せてるのが奇跡なんだろうな。
「ま、まあ落ち着いて下さい、そいつらってどの辺に居るんですか?戦いで重要なのって情報だそうですよ?知ってることだけでいいので。」
「・・・はあ、それはな、確かあのコメン山という所から来るらしい。」
「その山ってどの辺にあるんですか?」
「それはだな・・・」
・・・コメン山に着いた、この辺に居るらしいから周りに注意だな、と言っても見晴らしが良すぎてもはや山というより平地みたいだな、そしてあいつらは何処にいるんだろうな。
「あ、この山に登山者がこの時期に居るなんて珍しい。」
うわっ、ビックリした、背後に立って声かけないでくれ。
「こ、こんにちは、この辺に魔王軍の奴らが居るそうなのでちょっと見に来ようと思ったんです。」
てかあんたも何でここにいるんだってツッコんでやりたい。
「へえ、見に来るなんて面白い人だ、そんな危なっかしいことしてまで何が知りたいんですか?」
普通に数と配置さえ知ればそれで良いですって言いたいけどそれじゃ駄目な気がする。
「どんな見た目してるのかなと思いまして。」
嘘はついてない、何故なら一度も会ったことも、会おうとしたこともないから。
「あっちの方にいるでしょ?あれですよあれ。」
あれって確か・・・色々いるけどゴブリン居るくないか?森にいたあれとは違うけどな。
「あれってゴブリンとかいますけど良いんでしょうか?弱いと言われているのに役に立つんですか?」
「決まってるじゃないですか、壁ですよカ・べ、死体だってあっちの方のネクロマンサー的なのが操作できるし結構厄介なんですよ?」
そうなんだな、てかこいつなんでこんなに魔王軍の内部事情知ってんだ。
「な、なんでそんなに魔王軍の内事情を?」
答えによっては逃げ切れる自信ないけど逃げるしかない。
「決まってるじゃないですか、元魔王軍だから・・・なわけなくたまたま山登りが趣味だったけどこのイベント、毎回毎回、休む暇なく起て、素早さに努力値振って、見つかってもそう簡単に追いつかれないんですわ、まあピンチになったこともあこる度にスキルの千里眼とか言うので毎回見ていただけですよ、助けれる戦闘力ないのでね、逃走系スキルなどを取っるんですけどね。」
生ける探知機として協力してもらおう!!
「あ、あの、是非探知機的な感じで動いてくれたり」
「良い訳ないでしょう?戦闘力がないですし、何より危ない橋は渡りたくない、今日だけなら良いですが、これ以上こんな事を頼まないでくださいね。」
は、張り合いねえな、仲間が出来ると思ったのに。
「せ、せめて敵の数と種類と配置とおススメの戦法でも。」
「戦法は知らないし数も細かくないし正しいかもわからないけど、魔王軍幹部0、ゴブリン9万匹、ネクロマンサー5000人、人3000人、アンデット1万匹、指揮役500でその内準々幹部の部下150っぽいです、前年より、アンデットとネクロマンサーが多いけどゴブリンが少ないっぽいです!!」
ゆ、有能だな、マジで仲間になって欲しい。
「ありがとうございます、あなた多分只者じゃ無いですね。」
「あはは、ただの臆病な登山者ですよ。」
「そんなことないと思いますけどね。」
だって普通に考えて千里眼とか言うカッコいいスキル覚えてるから。
「そんなスキル覚えるなんて、ジョブの専用スキルですか?」
そうだったらどうにか転職しないと。
「ジョブ?えっと確か・・・登山者です。」
そのまんまじゃん。
「そのジョブ専用ですか?」
でも登山者の専用スキルだったら違和感が。
「違います、アーチャー、冒険者、観察者主になどが覚えますね。」
まあそらそうか、当たり前っちゃ当たり前の事を聞いたな。
・・・報告の為に、町に戻ってみると。
「イポクリタさん、そしてそのお仲間さん、どうにかしてくれません?」
当然、あいつの周りに人が集っていた。
「おーい、イポクリタ、謎の登山者のお陰で敵の数だけ教えてもらえたぞー。」
あの登山者はマジで謎、次会ったら色々聞こう。
「あ、フォーアさん、敵の数を教えてもらったんですね、その登山者の人に会ってみたいです。」
あんただったらあの人仲間に出来るだろうけどあんたじゃ会えない気がする、別に嫌味ではない。
「おう、確か・・・魔王軍幹部は居ない、ゴブリンが9万匹、ネクロマンサーの量が5000人、意味わかんないけど人3000人、アンデット1万匹、指揮役500でその内150が準々幹部の部下らしい、前年より、アンデットとネクロマンサーが多いらしいけどゴブリンが少ないらしい、配置は教えてもらうの忘れてた、でも前年から予想してくれ。」
配置だけは教えてもらってても語彙力的に多分無理だ、勉強は得意だったけど教えるのが有り得ないほど下手だった昔の自分を思い出す。
「数的に言えば聖職者を増やすか、戦士より魔法使いの方が需要あるな、これだと勝てるかもしれない、よし、みんな、今回も追い返すぞ!!!」
「おう、やってやろう。」「今回は返り討ちにしてやる。」「今回は勝つぞ!!。」
「頑張るぞ!!!」
「「「「「おう!!」」」」
イポクリタの声で活気が戻った、数を教えたのは俺だが頑張るぞと声を掛けた時熱気が信じられなかった、指揮が上がってるから今回は知らないけど行ける。
「前年は死者が戦ってる人達が半分、戦ってない人は三分の一死亡したが今回は0で行くぞ!!」
ちょっと待て、聞き捨てならないことが聞こえたぞ、戦ってないのに死亡?意味わからないぞ、てかそれだとまだ戦った方がマシなんじゃねえの?
「た、戦ってない人が死亡とは?」
聞かないと安心出来ないって
「あ、コイツ知らないんだった、結構押されててね、内部まで入られるから一般の人も巻き込まれるんだわ、まあでも、今回は行くぞ!!あと15日もある。」
15日か・・・準備の時間としては十分だな、俺の嫌がらせにすべてがかかっているっぽいな。
「頑張るか。」
俺は、コメン山に再び向かうことにした。




