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第三章 白い塔の街 ② 写本屋シオ


 朝になっても、白い塔は消えなかった。


 当然のことだった。


 塔は夢ではない。

 幻でもない。

 夜だけ見えるものでもない。


 王都の外れの宿の小さな窓から、塔の先だけが見えている。


 雲の低い空の下で、それはやはり白かった。


 朝の光を受けても、温かくは見えない。


 ただ、白い。


 朔はしばらく窓の外を見ていた。


 見すぎるな。


 そう思って、目を逸らす。


 布袋の中を確認する。


 火種入れ。

 青い布。

 写した巡礼路の紙片。

 ミナトの小刀。


 全部ある。


 名前も、まだ自分の中にある。


 黒川朔。


 サク。


 声には出さない。


 宿の壁は薄い。


 王都の外れでは、名前も不用意に外へ出さない方がいい。


「起きとるか」


 リオが床の敷物から身を起こした。


「はい」


「寝た顔ではないな」


「リオさんもです」


「商人は薄く寝る」


「便利ですね、商人」


「便利や。儲からんがな」


 リオは荷物を手早くまとめた。


「今日はシオ婆を探す」


「写本屋ですよね」


「ああ。王都の外れ、古紙通りにいるらしい」


「古紙通り?」


「古い本、古い証文、破れた帳簿、潰れた家の家系図。そういうものを扱う店が集まっとる場所や」


「王都にも、そんな場所があるんですね」


「王都ほど、捨てる紙も多い」


 リオは扉の前で一度止まり、廊下の音を聞いた。


 人の声。

 器の音。

 階段を下りる足音。


 普通の宿の朝だった。


 だが、普通であることが安全を意味しないと、朔はもう知っている。


***


 宿の主人は、朝からよく喋った。


「もう出るのかい。王都へ入るなら、門は昼前がいい。朝一は荷が詰まる。夕方は兵が苛立つ」


 主人は粥の鍋を混ぜながら言う。


「外れへ行く」


 リオが答えた。


「古紙通りだ」


「古紙通り?」


 主人の手が少し止まった。


「何を買うんだ」


「紙」


「紙なら表通りで新品を買え」


「新品を買う金がある顔に見えるか」


 主人はリオの服を見て笑った。


「見えんな」


「そういうことや」


 主人の目が、朔へ移る。


「サクも行くのか」


「はい」


「古紙通りは、埃っぽいぞ。子どもにはつまらん」


「大丈夫です」


「本当に子どもらしくないな」


 主人は悪気なく言った。


 朔は返事に困った。


 子どもらしくない。


 普通の子どもなら、褒め言葉ではないのかもしれない。


 だが今の朔には、確認に聞こえた。


 普通ではない。

 未登録。

 殻児。


 そこへ主人は、何気なく付け加えた。


「変な紙には触るなよ。古紙通りには、祈り崩れの紙も混じってる」


 朔は顔を上げた。


「祈り崩れ?」


 リオが横から言った。


「古い祈祷文や祝詞が、途中で破れたり汚れたりして、祈りとして使えなくなった紙のことや」


「詳しいな」


 主人が感心したように言う。


「商売柄な」


「なら分かるだろ。最近は殻絡みの紙も増えた。下手に触って、変な声を聞いたって騒ぐ客もいる」


 変な声。


 宿の主人は、まるで鼠が出た程度の面倒事として言った。


 それが、かえって怖かった。


 王都では、声も、祈りも、紙も、生活の面倒事として処理されている。


「気をつけます」


 朔は答えた。


 主人は笑った。


「いい子だ。親戚のおじさんから離れるなよ」


 親戚のおじさん。


 リオが嫌そうな顔をした。


「おじさん言うな」


「そこですか」


 朔が小さく言うと、リオは低く返した。


「そこも大事や」


***


 古紙通りは、王都の城壁の外側に沿って伸びていた。


 表の市場ほど人は多くない。


 だが、静かでもない。


 木箱に詰められた紙束。

 紐で縛られた帳簿。

 虫食いの本。

 割れた木簡。

 古い役所の写し。

 どこのものか分からない地図。


 店先には、紙の匂いが積もっている。


 乾いた匂い。

 黴の匂い。

 古い墨の匂い。

 人の手の油が染みた匂い。


 朔は足を止めそうになった。


 ここには、声が少ない。


 その代わり、残されたものが多すぎる。


 誰かが書いた。

 誰かが捨てた。

 誰かが売った。

 誰かが隠した。


 記録。


 分類するための記録もある。

 忘れないための記録もある。

 脅すための記録もある。

 生き延びるための記録もある。


 それらが、同じように紐で縛られて売られている。


「全部見るな」


 リオが言った。


「はい」


「全部拾うな」


「名前だけ」


「それでも拾いすぎるな」


 朔は頷いた。


 古紙通りの奥に、ひときわ古い店があった。


 看板は傾いている。


 文字はかすれて読みにくい。


 だが、店先には紙束が乱雑に積まれているのに、不思議と崩れていない。


 乱れているようで、どこに何があるか、持ち主だけは分かっている。


 そんな置き方だった。


 リオが小さく言う。


「たぶん、ここや」


 看板には、朔には読めない文字が書かれていた。


「何て書いてますか」


「塩写し」


「塩?」


「シオ婆の店やろうな」


 リオは店の奥へ声をかけた。


「すまん。紙を見てもらいたい」


 しばらく返事はなかった。


 紙の山の向こうから、乾いた咳だけが聞こえた。


 次に、しゃがれた声。


「紙は人を見る。人も紙を見る。先に値を聞く奴は帰れ」


 リオが一瞬黙った。


「……面倒そうですね」


 朔が小声で言う。


「当たりやな」


 リオは小さく返した。


***


 店の奥から出てきたのは、小柄な老婆だった。


 背は曲がっている。


 髪は灰色を通り越して、白に近い。


 だが、白い外套の男や塔の白とは違う。


 乾いた紙の端が日に焼けて白くなったような、そんな白だった。


 目は細い。


 だが、弱くはない。


 むしろ、細い隙間から相手の中身だけを抜き取るような目だった。


「行商人か」


 老婆がリオを見る。


「ああ」


「紙を買う顔じゃない」


「見るんですか、顔」


「手を見る。靴を見る。肩を見る。

 顔は最後でええ。人は顔で嘘をつく」


 朔は思わずリオを見た。


 リオも少しだけ眉を上げる。


 顔で分かると言ってきた人間が、顔は最後でいいと言われている。


 少しだけ面白かった。


 だが、笑う空気ではない。


 老婆の目が朔へ移る。


「子ども」


 それだけ言った。


 殻の子とは言わない。


 未登録とも言わない。


 保護対象とも言わない。


 ただ、子ども。


 それだけで、朔は少し息をしやすくなった。


「名前は」


 老婆が聞く。


 朔は答える前に、一瞬だけ迷った。


 この人に、どこまで渡すか。


 だが、名前を聞かれた。


 分類ではなく。


「サクです」


 朔は言った。


「ツヅリ村から来ました」


 老婆の目が、ほんの少しだけ動いた。


「ツヅリ」


「知っていますか」


「紙では見た。人では知らん」


 老婆は店の奥へ戻りかける。


「入れ。外で立ち話をするほど、王都は耳が遠くない」


 朔とリオは顔を見合わせた。


 王都は耳が遠くない。


 殻は耳。


 言葉が重なる。


 だが、シオ婆は殻ではない。


 人だ。


 だから、問う。


***


 店の奥は狭かった。


 紙でできた洞窟のようだった。


 壁一面に棚があり、棚の前にも箱が置かれ、天井からは束ねた紙が吊るされている。


 火はない。


 代わりに、小さな光石が布で覆われ、薄い明かりだけを落としている。


「火は使わないんですね」


 朔が言うと、シオ婆は鼻で笑った。


「紙屋で火を使う馬鹿があるか」


「すみません」


「謝るより覚えろ。火は大事だが、近づける場所を間違えれば全部失う」


 火は大事。


 だが、場所を選べ。


 リオに似た言い方だった。


 でも、少し違う。


 リオは道で生きている。

 シオ婆は紙の中で生きている。


「で、何を見せる」


 シオ婆が言った。


 リオは懐から紙片を出した。


 巡礼小屋で写した図。


 丸い殻。

 線。

 火の印。

 名の印。

 眠りの印。


 シオ婆はそれを受け取らなかった。


「置け」


 リオは古い木机の上に紙片を置く。


 シオ婆は直接触れず、細い棒で紙片の端を押さえた。


 その動作を見て、朔は少しだけ安心した。


 この人も、触れる前に疑う。


 シオ婆はしばらく図を見ていた。


 黙っている。


 長い。


 リオが口を開きかけると、老婆は棒で机を叩いた。


「黙れ。読めないものを急かすな」


 リオが口を閉じた。


 朔は少しだけ驚いた。


 リオがここまで簡単に黙るのを、初めて見た気がする。


 やがて、シオ婆が言った。


「どこで見た」


「古い巡礼小屋です」


 朔が答えた。


「場所は」


 リオが答える。


「王都管理道から左へ逸れた、古い中継路。欠けた巡礼石が三つある先」


「持ってきたか」


「写しだけです」


 シオ婆の目が朔へ向く。


「なぜ持ってこなかった」


「持っていくのが怖かったからです」


「何が」


「書かれたものを動かすことが」


 朔は正直に言った。


「でも、なかったことにはしたくなかった」


 シオ婆はしばらく朔を見た。


 細い目の奥に、何かがわずかに動いた。


「悪くない」


 それだけ言った。


 褒め言葉なのか、最低限の許可なのかは分からない。


 だが、店から追い出されることはなさそうだった。


***


 シオ婆は紙片の印を棒で指した。


「これは巡礼路ではない」


 朔は息を止めた。


「え?」


「少なくとも、ただの巡礼路ではない」


 シオ婆は訂正する。


「王都はこれを、古い迷信の道と言う。

 祈りを運ぶ道。殻の子を王都へ導く道。

 そう読ませたがる」


「違うんですか」


「読めることと、分かることは違う」


 シオ婆は言った。


「だが、古い写しでは、別の名がある」


「何ですか」


 朔の声が少し掠れた。


 シオ婆は、すぐには答えなかった。


 棚の奥から、薄い板を一枚取り出す。


 かなり古い。


 割れないよう、布で包まれている。


 老婆はそれを机に置き、布だけを開く。


 そこにも、似た図があった。


 殻。

 線。

 火。

 名。

 眠り。


 そして、手。


 朔の胸が鳴った。


「同じ」


「似ているだけや。写しの写しは、少しずつ嘘を混ぜる」


 シオ婆は板の端を指した。


「ここに、古い名がある」


 リオが身を乗り出す。


 朔は息を止める。


「封じ道」


 シオ婆は言った。


 店の奥が、少しだけ狭くなった気がした。


「巡礼道ではなく?」


「巡礼道でもある。封じ道でもある」


「何を封じるんですか」


「それを簡単に言えるなら、王都はもっとましな街になっとる」


 シオ婆は乾いた声で言った。


 朔は黙る。


「古い巡礼者は、殻を起こしに行ったのではない。

 少なくとも、そういう者だけではなかった。

 暴れた殻。声を返す殻。名を食う殻。

 そういうものを眠らせに行った者たちがいた」


 殻を眠らせる。


 第二章の巡礼小屋で見た言葉が、ここで形を持ち始める。


 朔は額に手を当てそうになって、やめた。


 今、全部を繋げるな。


 でも、逃げるな。


「名を食う殻?」


 朔は聞いた。


 シオ婆は朔を見る。


「そこに食いつくか」


「名前が、大事だと思っているので」


「思っている、では足りん」


 シオ婆の声は低い。


「王都では、名前は持っているだけでは守れん。

 奪われる。書き換えられる。分類に沈められる。

 それでも持つなら、持ち方を覚えろ」


 朔は言葉を失った。


 リーネの言葉が蘇る。


 名前を持って行きなさい。


 シオ婆は、その続きを言っているようだった。


「持ち方」


「声に出すだけが名前ではない。

 紙に書くだけが名前でもない。

 誰が呼ぶか。何のために呼ぶか。どこに残すか。

 それで名前は、薬にも毒にもなる」


 朔は、宿の掲示を思い出した。


 未登録殻児。

 保護対象。

 調査対象。


 あれも、呼び方だった。


 毒になる名前。


「じゃあ、王都の記録は全部悪いんですか」


 朔が聞くと、シオ婆は鋭く睨んだ。


「馬鹿を言うな」


 朔は背筋を伸ばした。


「記録は人を救わん」


 シオ婆は言った。


「だが、記録がなければ、人は同じ殺され方をする」


 その言葉は、リーネの弔いとは違った。


 祈りではなく、名前を呼ぶ。


 あれは人をその場に残すための言葉だった。


 シオ婆の言葉は、次に同じ場所で誰かが死なないための言葉だった。


 冷たい。


 でも、必要だった。


「王都の記録は、分類するために残す。

 わしの記録は、忘れんために残す。

 同じ紙に見えるかもしれんが、違う」


 シオ婆は紙片を棒で軽く叩く。


「お前が持ってきたこれは、どちらにもなる」


「どちらにも?」


「守るための記録にもなる。

 捕まえるための証拠にもなる」


 朔の手が、布袋へ伸びそうになる。


 写し。


 自分が持ってきたもの。


 危険なもの。


 でも、なかったことにはできないもの。


「だから、誰に見せるか選べ」


 シオ婆は言った。


「ここに持ってきたことが正しかったかは、まだ分からん」


「まだ?」


「まだや」


 その言い方は、少しだけリオに似ていた。


 分からないことを、分からないまま置く。


***


 シオ婆は棚の奥へ行き、小さな箱を取り出した。


 箱には鍵がかかっている。


 鍵穴の周りに、何度も触れられた跡がある。


「ツヅリと言ったな」


 朔は頷いた。


「はい」


「ツヅリの殻は、古い名簿では小さな火守り村として出る」


「火守り」


「巡礼者へ火を渡す村。

 名を聞き、名を残し、次の殻へ送る村」


 朔の胸が締めつけられる。


 ツヅリ村。


 火を絶やさなかった村。


 ミナトが守った火。

 リーネが祈りの代わりに名前を呼んだ村。


 それは、偶然ではなかったのかもしれない。


「ツヅリは、昔からそういう村だったんですか」


「紙ではそう残っている」


「紙では」


「人は知らん。今の村人が覚えていたかも知らん」


 シオ婆は鍵を開けないまま、箱の上に手を置いた。


「だが、忘れた役目でも、土地に残ることがある」


 忘れた役目。


 ハルの顔が浮かぶ。


 役目を果たした。


 震える手で選んだ役目。


 朔は息を吸う。


「ハルは」


 名前が漏れそうになって、止めた。


 シオ婆の目が鋭くなる。


「誰だ」


 朔は少し迷った。


 言うべきか。


 ここで名前を渡すべきか。


 リオが黙っている。


 止めない。


 つまり、自分で選べということだ。


「ツヅリの子です」


 朔は言った。


「俺が探している子です」


「死んだのか」


「分かりません」


「生きているのか」


「分かりません」


「なら、何を探している」


 朔は答えに詰まった。


 ハルを探している。


 そう言いたい。


 だが、今探しているのは、本人なのか、痕跡なのか、声なのか、名前なのか。


 分からない。


「分からないから、探しています」


 朔は言った。


 シオ婆はしばらく黙った。


 それから、箱から手を離した。


「その答えで走るなよ」


「はい」


「分からんものを探す者は、都合のいい足跡を自分で作る」


 朔は胸を刺されたように感じた。


 戻せ。

 戻すな。


 都合よく読むな。


「……言われました」


「なら、言った者を大事にしろ」


 シオ婆は短く言った。


***


 店の外で、鐘が鳴った。


 王都の門か、役所か。


 低い音が、古紙通りに響く。


 シオ婆は顔を上げた。


「長居するな」


「追い出すんですか」


 リオが聞く。


「ここは長居する場所ではない」


「また来ても?」


「来るなと言っても来る顔だ」


 リオが朔を見る。


 朔は少しだけ目を逸らした。


「図の写しは持っていけ」


 シオ婆は言った。


「でも」


「ここに置けば、ここが危ない。

 お前が持て。持って歩くと決めたなら、途中で落とすな」


 北の村のオル爺の言葉が蘇る。


 ユイの名前、持っていきます。

 持つなら、落とすな。


 朔は紙片を受け取った。


 軽い。


 だが、重い。


「次に来る時は、聞きたい名を一つに絞れ」


 シオ婆が言った。


「一つ?」


「名を束で持ってくるな。紙も人も破れる」


 朔は頷いた。


 ハル。

 ユイ。

 エリオ。

 ツヅリ。

 自分。


 聞きたい名前は多い。


 だが、全部を一度に問えば、何も残らないのかもしれない。


「分かりました」


「分かってなさそうな返事だが、まあええ」


 シオ婆は背を向ける。


 それから、思い出したように言った。


「サク」


 朔は顔を上げた。


「はい」


「殻に問う前に、人に問え」


「はい」


「だが、人に問う前に、その人が何に怯えているか見ろ」


 朔は息を止めた。


「王都では、人もまた、記録を恐れている」


 シオ婆は紙の山の奥へ戻っていく。


「問うなら、相手の恐れごと問え。

 答えだけ奪うな」


 それが、この店で最後に渡された言葉だった。


***


 古紙通りに出ると、空は曇っていた。


 白い塔は、建物の隙間から見えている。


 遠いはずなのに、近く感じる。


 朔は紙片を布袋に入れた。


 火種入れとは離して。


 青い布とも別に。


 それぞれの重さが、混ざらないように。


 リオが歩き出す。


「どうだった」


「怖い人でした」


「当たりやな」


「でも、王都の人ではない感じがしました」


「王都にいる以上、王都の人や」


「じゃあ」


 朔は少し考えた。


「王都の中で、王都に全部は渡してない人」


 リオは少しだけ笑った。


「まあ、そんなとこやろ」


 朔は振り返らなかった。


 シオ婆の店は、紙の山に埋もれるようにそこにある。


 王都の記録とは違う記録。


 忘れないための紙。


 でも、それも危険になる。


 守るための記録にもなる。

 捕まえるための証拠にもなる。


 どちらになるかは、誰に渡すかで変わる。


 朔は胸の中で、シオ婆の言葉を繰り返した。


 答えだけ奪うな。


 人に問うということは、質問することではない。


 相手の恐れも一緒に見ること。


 王都では、それが必要になる。


 白い塔の下で、人に問うために。


 朔は、もう一度だけ紙片の重さを確かめた。


 そして、人の多い通りへ歩き出した。

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