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迷宮決戦 No.1 『審判者』

『レイカの大迷宮』最新部


「ラグナログ(神々の黄昏)が何故、こんな所に?」


「ユグドラは‥‥‥『無闇(むや)の部屋』と言う世界を知っているか?」


「無闇?‥‥‥いえ、存じ上げかねますね。アマルダ氏」


「そうか‥‥‥ならば教えてやろう。無闇の部屋は『冥界』よりも更に深い闇の世界にあると言われている世界だ」


「冥界よりもですか?」


「あぁ、その世界を統括する者の力によってラグナログ(神々の黄昏)の連中は天空大陸、暗黒大陸、以外の5つの大陸の何処にでも行くことが出きると『死神手帳』には書いてあったそうだ」


「5つの大陸何処にでもですか?それでは目の前の神父服を着ている、あの男性はその『統括者』ですか?では、あの男性はその者の力によってこの地に来たと?」


「だろうな。じゃなきゃ、こんな地底の底なんぞに来れるわけがない」


「そして、運悪く。姫君の前に現れたと‥‥‥‥」



『レイカの大迷宮』中心部


「とりあえず、ここから、さっさと帰りなさい。不審者さん」


「それは此方の台詞(せりふ)よ。小娘よ!俺はあの方の為にも、『生命の魔道書』を持ち帰るのだ」


「ならば、阻止させてもらうわ。その望み!行くわ!新しい力!剣水魔法『水月(すいげつ)』」


レイカは三日月型の形をした水の斬撃を謎の神父に放った。


「貴様!この俺は‥‥‥かつては西方教会の司祭をも勤めた。『ラスト・エレギュット』と知っての狼藉(ろうぜき)か?エクス・コード・『ロスト・レギュレーション』!!!」


神父‥‥‥‥ラストの(てのひら)から棺の様な形をした物体が現れた。


「何ですか~?あれ~?」


「棺?‥‥‥石棺ですか?あれで何をするつもりでしょうか?」


「第一の棺よ!先ずは奴の攻撃を防げ!」


「オオオォォ!!!」


ドガアァァ!!!


「なっ?!棺が私の水月に当たりに行った?」


「第二の棺はあの小娘に制裁を与えよ!」


「ゴオオオォォ!!!!」


「さてるわけ!!ないでしょう!剣水魔法‥‥‥『魔水糸』」


レイカは掌から魔水糸を作り。第二の棺を縛りあげた。


「『水冷圧・乱切』!!!」


「ギャアアア!!!!」


第二の棺の中から断末魔の叫びが聴こえてきたが。魔水糸で細切れに引き裂かれたのだった。


「俺の‥‥‥信者達をよくも‥‥‥‥貴様!!!!」


「自分から襲いかかって来て何をいってんのよ。『水束縛』」


「くっ!俺の右腕に糸があぁぁ!!」


「いちいち、五月蝿い人。『水冷圧』」


ザシュン!ザシュン!ザシュン!ザシュン!


「グオオォォ!俺の腕を細切れにしやがった!!」



「‥‥‥‥容赦なしですな‥‥‥姫君は‥‥」


「昔からだ。敵と認定した相手に対しては、容赦ない性格だからな‥‥‥‥かつて、レイカ姫が死闘の末。倒した。『征服者』アルゴンはNo.7。No.20の奴では勝てなさそうだがな」


「少し気になりましたが、アマルダ氏。質問しても宜しいでしょうか?」


「‥‥‥なんだ?ユグドラ」


「先程から何故、ラグナログ(神々の黄昏)の内部事情について詳しいのですか?」


「ん?あぁ、少し前に奴等の組織に潜伏していた者がいてな。ソイツの命懸けの働きによって、奴等の能力や組織の事が事細かに知ることができたのさ」


「潜伏していた者ですか?」


「あぁ、ソイツは任務を遂行し終えて。現在は天界にいるがな。そして、ソイツの情報によると目の前の神父は生前は高名な何処かの司祭だったらしいんだかな」


「ラスト司祭ではないですか?アルトネ大陸の南部のケンセイ教会の神父ですよね?」


「たしか、数年前に行方不明になったとかですね~」


「‥‥‥‥俺の台詞を取るな。神楽・ヨルとソフィア・オルガレアよ‥‥‥‥その通りだかな。そして、今では大陸を(むしば)む『ラグナログ(神々の黄昏)』の一員とはな‥‥‥驚きだな」



「‥‥‥‥俺様の腕をよくも!!小娘!!」


「本気でやりなさい。そうじゃないと簡単に死ぬことになるわよ!神父さん」

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