↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
諸君!これがプロである!!~ゲーム実況者の日常~  作者: 椋木美都
中学一年生編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
164/234

閑話⑫『ラクトの決意』

父の迎えで帰宅した純花は、自室のベッドでだらだらと動画を見漁っていた。そんな中『BRO・AD』でのテディとネリスの切り抜きショート動画が目に留まる。


――テディがネリス長官にビビってなかったのって、まさか……。


やや高圧的な態度に天才肌のゲームセンス。そして、ふとした瞬間に覗かせるツンデレな一面。共通点を挙げればそれくらいだが、純花にはカレンとネリスがどこか重なって見えた。


――え、あーいうのが好みなの?


「うぎぃ……ぐぐっ……あぇぇ……!」


言葉にならない感情が煮詰まり、奇怪な鳴き声が零れる。純花はずっと悩んでいた。


――結局、外で『糸哉お兄ちゃん』って呼んでみたけど、イマイチしっくりこなかった……。入学までにテディ以外の呼び方考えなきゃ……。テディとカレン先輩のことも怖くて聞けなかったし……。


兄によると、尋ねた際に糸哉は笑顔で『ただの先輩だ』と答えたらしい。純花はとりあえずその言葉を信じることにした。


――別に、テディに一生彼女が出来なくていいなんて思ってない……お兄ちゃんと同じで、活動が減ったりしないなら、別に……。


そう思う一方で、自分を見てほしい、近いところにいたい――そんな我儘(わがまま)な願いが胸の中で膨らむこともある。今日はその想いが、これまでで最も大きくなっていた。


――純花だって……!お兄ちゃんみたいに頑張れるんだから!


彼女は決意をそのまま指先へ乗せ、ある人物の連絡先をタップした。


☆彡

『――あと、ついでに聞きたいことあって……テ、テディってどんなお菓子が好きなの?』


『――』


『いや何でも食べるのは知ってるけど……その中でも特に!みたいなのあるじゃん。付き合い長いんだからそういうの……』


『――』


『ぅ……っ。そうだよバレンタインだから!悪い!?』


『――』


『するよ!テディ別に手作り平気でしょ!?』


『――』


『だから何でも……が一番困る……もっと頂戴。ケーキ系とかクッキー系とか』


『――』


『チョコクロ……!?ぅぅ……ぐぐぐ』


『――』


『真剣に聞いてるんだからいい加減にして』


『――』


『それでもシュークリームかぁ……む、難しそうなんだけど』


『――』


『あーうるさいうるさい。やってみてから考える!』


『――』


『あ、あと……カレン先輩以外でテディと仲良い女の人って』


『――』


『今ガチキモっつった!?いいじゃんちょっと探るくらい!もういいっ!バイバイ!』

純花の心情と今後の目標を示唆しましたが、次回バレンタイン編ではないです。ごめんなさい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。